「イタリアの夏ってどんなですか?」なんてよく聞かれるのでちょっと・・
そうですね。イタリアは日本のように南北に長いのでいろいろあるでしょうけど、
ここでは、大まかに北イタリア、あるいはロンバルディアなどとお考えください。

夏と言われて頭に今浮かんだのは、この時季になると
道路の脇に出来るテント造りの西瓜屋さんかな・・・

感覚としては日本の浜茶屋がそっくりかな、但しもっぱら 椅子テーブルって感じですが。

夕方こんな西瓜屋さんで長椅子みたいなのに座りながらメロンや西瓜にかぶりつくなんてことが
ありました。そこにに可愛い娘さんが居れば申し分無しです。
な~んて ちょっと夏の風物詩みたいでいいでしょ。

   

あとはやっぱりラゴ(湖)かな
いろいろいきましたけど圧倒的に回数が多いのがガルダ湖です。ここはイタリア
最大の湖で3州にまたがっています。このあたりは北イタリアでも温暖
でオリーブ、ぶどうの栽培が目につきましたね。Lago di Gruda

ラゴ・ディ・ガルダの ラゴとは湖のことで、ガルダとはドイツ語から来ている
らしくその意味は要塞とか・・  画像を見ていただければ納得して頂ける
かとは思いますが。  このあたりはホントに風光明媚でリゾートとしてはまさにうってつけです。

 






ここにはシルミオーネと言う、小さな美しいリゾートが有り世界中からヴァカンツァの観光客で溢れます。でも当時は圧倒的にドイツ人が多いので、
ドイツの植民地などと口の悪い人は言っているとかいないとか・・・・
ドイツ語、フランス語、英語と言った様々な言葉に触れることができたり
あるいはギャラリーが開いていたり、絵描きさんが絵を販売していたり
お土産屋さんが軒を連ねていたり いわばお祭り広場が毎日続いているみたいな・・・そんな感覚でしょうか?






ここに来ると自然と楽しくなってしまうのです。


ところでイタリアでは車のことをマッキナ(マシーン)って呼びます、ドイツでは普通にアウトっていうだけですけどね。イタリアならではの呼び方ですよね。・・・

マッキナでここ
まで来る間に彫刻の工房があり時々立ち寄って見せてもらっていましたが、ある時どうしても欲しくなって・・・ついに買ってしまいました~
このときに買ったのが当店にある「水浴びする女」なんです。

 

 

そうそう この像を日本に送るのはなかなか大変でした。 一応美術品なのでミラノのアカデミーに許可を受けなければならないとか。友達に言われて・・・結果その必要はなしって言われて安堵したわけです。 重さが30kg高さが83cm 材質マルモ(大理石)なのでこれを日本に送るためには立てたまま収納できる丈夫な箱を作らなければなりませんので木材を買ってきて木箱を作りました。イタリアから横浜まで船で運んでもらうためもしものことを考えて保険を掛けることになったのです。  友人には 「ばかねえ~」などと言われながらも何とか日本に送ったものです。


気候的には夏はやっぱり暑いよね。イタリアだから。最も日本のような湿度ではないので、 まあまあ過ごしやすいのですがドイツやスウェーデンと比べるとやっぱり「暑い!!」のです。

そこで 本当に暑さをしのぎたい方にはこちらを紹介いたしましょう。

 

 


そうです。アルプスです。この画像の山はイタリア名「モンテ・チルビーノMt.Cilvino」です。
この山の反対側スイスから見た画像なら皆さんご存知の独立峰マッターホーンです。見る位置によって
だいぶ感じが違いますよね。 この山は4500mくらいだったと思いますが2050m
位にチェルビーニアと言う町があるのでとにかくそこまで車で行って
その後ゴンドラであがろうってことになりました。


着くのに掛かった時間とかは覚えていませんが、独立峰であるがゆえに途中迫り来るこの山の圧倒的な存在感
は今でもはっきり覚えています。この山が荒々しい男なら日本の山々は
自分の感覚では優しく穏やかな女性と言ったかんじです。とても残念ですが写真では
その感覚は伝えることはできないようです。

ある時、しかしどうしてもその感覚を伝えたくてこんな強引な説明をしたことがあります・・・

その方は新潟県の吉田町に住んでいるひとで その方に「弥彦山を7ケ積み重ねた山が突然目の前に現れたような感覚」なんですよってね・・・

 

さてチェルビーニアに着くとそこは
とても可愛い町で夏場は格好のリゾートになっていて観光客でいっぱいに
なっていました。ここまで来るとケッコウもう涼しいので避暑にはうってつけです。
傍らには高山植物のお花畑で可憐な花々がいっせいに咲き乱れて
高山植物やハーブの花って何時も思うのですが自然と人を癒してくれるようです。
けなげに咲いている姿がホントに人をひきつけますよね・・・・・・

流れてくる小川の水に足をつけると、足がしびれるくらいに冷たい。
見上げるとモンテ・チルビーノ(マッターホーンが)聳え立ちせまりくる。
ゴーゴーと言う水の流れる音が聞こえてくるけどその姿は見えません。
それもそのはず雪解け水は氷河の下を流れているので見えないのです。
さて更にもっと涼みたい方には・・・・・・・・そこからはゴンドラに乗りいざ氷河のあるロッジに・・・

 


暫くしてロッジに到着 一面に氷河が広がっていましたよ。
何人かはスキーをしていましたし あるいは海岸にあるようなチェアーに寝っ転がり日向ぼっこをしている人も しかもビキニ姿でで、確かにそのときは8月ですから季節的には可笑しくないですけど・・・・
でもこれくらいの高さになると雲にちょっと太陽が遮られただけでホントに寒いんです。時々雪だって降ってくるんですから・・
ここから先はスキーがないと進めませんがもし進んでいけばスイスに
出ることが出来るのです。氷河で峠越えってことです。


ヨーロッパは皆繋がっていることを実感できます。  ということで ここは夏涼みたい方に是非お勧めしたいところです。当時ここいらでアジア人を全く見かけることもありませんでしたが。帰りがけに一人だけ日本人らしき雪焼け人がサングラスを掛けて板(スキー)を担いで降りてきたのを見かけました。

あの時代・・こんな人もいるんだってとても驚いたことが今でも記憶に残っています。