今日は、午後からは英会話→試写会の黄金コース。
最近は、このパターン、定番化してきたなぁ。あせあせ(飛び散る汗)
英会話は、相変わらず楽しいわーい(嬉しい顔)
上達しているかどうかは、まだハッキリ自信も持てないのだけど、今までと比べて、自分の言いたい事を、出来る限り拙い英語で伝えようとすることは出来るようになってきた。
色んなイントネーションや単語の違いがある、様々な国の出身の先生達とコミュニケーションを図るコツも身に付いてきた感じ。
段々、別の先生を選ぶにも限界が近付いてるけど。。。
どの先生も、それなりに一生懸命教えてくれるし、良し悪しがあるから、二度目となると、どの先生を重点的に選ぶか、また悩ましいところ。
嬉しい悩みだけどね。
今日は、テキストをチョコッと手を付けたものの、ヒアリング能力は問題なさそうだから、と、1レッスン目では、トーキングを中心に40分みっちり話し込んだ。
話題は、自分の会社や、自分のセクションの話。
これは、今後、仕事に復帰した時にも、かなり役立ちそうな内容。
業務用語を、一般的でノーマルな言い回しにしてもらいつつ、スムースな会話が徐々にできるようになって来た感じ。
発音、単語、スムースさ全て含めて、95%OKとの嬉しい評価もいただけた。
2レッスン目でも、トーキングが中心。
こちらでは、テキストに沿ったスピーキングレッスンも実施しながら、海外ドラマを話題にオススメのドラマや、先生も見てる共通のドラマについて、色々と話に花が咲いた。
毎回、40分という時間がとても短く感じられてしまうレッスン。
ますます、当初の設定レッスン数では満足できそうにないな、と感じ始めている。
復職して、しっかり稼いで、通学が続けられる土台をしっかりさせなきゃな。

試写会は、アカデミー賞でも非常に評価が高かった「There Will Be Blood」。
非常に古典的な風潮を感じる作品ではあったが、2時間半あまりがあっという間に過ぎる、ダニエル=デイ=ルイスの熱演と、アメリカン・ドリームの闇の部分に圧倒されっぱなしになってしまう映画。
アメリカン・ドリームの華々しい物語の映画は、数多くあるが、このように成功の裏側、人間としての強欲、誘惑、腐敗、欺瞞といった悪徳の部分を、冷徹に思えるほど赤裸々に綴られた映画は今までなかったのではないか。
アカデミー好みの作品、ということは理解できるが、このようにダークな側面を思いっきり表現した映画が高い評価を受けるようになっていることに、 アメリカの中における映画文化にちょっとした変化が訪れているのかな、アメリカ国民の興味や文化に変化が生じてるのかな、といったことを感じずにはおれな い。
映画の概要は、20世紀初頭のカリフォルニアを舞台として、しがない鉱山労働者であった主人公が、石油採掘によって富と権力を手に入れていくストーリー。
ある意味人間味を失ったようにも思えるほど、強欲に飲まれ、アメリカン・ドリームを体現するために必要な執着心に取り憑かれたように見える主人 公、しかし、ひっくり返せば、膨大な富を目の前にしてしまえば、そのような自己中心的な欲望にまっしぐらに進んで行くこともあり得るのがむしろ人間の本性 なのか、とも思わずにはいられない。
正義や正論、綺麗事だけでは、決してアメリカン・ドリームを実現することはできず、悪意・強欲・欺瞞といった自己中心的で他人を堂々と欺くふてぶてしさも時には必要。。。
それこそが、紛れもない真実なのかもしれない。
そして、そのようにして手に入れた成功は永く続くものではない。
「奢れる者は久しからず」、血塗られた破滅の道へと知らず知らず落ちていくのも、また人生であり、アメリカン・ドリームを実現した人物に用意された一つの道である。
衝撃的でもあり、人間性やアメリカン・ドリームの真実、成功とは何か、失敗とは何か、人生における勝ち負けとは何なのか、色々と考えさせられる、色んな命題を突きつけられる映画でもあった。
見応えは十分。さすがにアカデミー賞で高く評価されていた作品。
貴重な試写会に当選することができて、非常に満足できた。