ハンティング・パーティ

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今日は、昨日の晩、嫁さんと遅くまでDVD鑑賞をした後で睡眠薬を飲んで寝たせいか、朝は起きられなかった。
通勤練習をしなければならないというのに、なんとも情けない。
先が思いやられる週の始まり。
朝起きられないだけならともかく、眠気がなかなか抜けず、朝飯を食べて、次女の昼寝に付き合って、また寝ている始末。
これじゃ、復職なんてもってのほかやなぁ。。。
三年寝太郎になってしまう。
もしくは、食っちゃ寝、の牛か?
もうちょっと気合を入れて、生活リズムを取り戻さねば……体力と共に……と言いつつ、今日は結局こんな時間まで起きているし、ジムとも遠くなる日々が続いている。
ホンマに、ここらでビシッと気合を入れなきゃ、社会復帰は程遠くなってしまうかも。
ちょいと、頑張らねばならんなぁ。。。
薬に浸りきった身体を、何とか薬から離す努力が必要。
治らない、一生付き合わなければならない、そう言われてはいても、本人にその気はないのだから厄介だ。
ずっと薬の世話になり続けて、一生通院を続けなきゃいけないなんて、今から言われていたらゾッとする。
さっさと薬との縁を断ち切って、かつての自分を取り戻し、悪循環から脱却したい。
これは本音。
かつての自分、病む前の自分となると、厳密に言えば中学に入る前とか、それくらいの時期まで遡らなきゃならないけど、気が遠くなってしまうのではなく、本気でそれを取り戻すべく道を切り開いて行きたい。
何事にも積極的で、純粋な心を持ち、夢を持っていたあの頃、幸せだったあの頃の気持ちを取り戻し、自分の家庭にもホンマの幸せを運んでこられる役回りになりたいものだ。
自分の幸せを取り戻して、家族を幸せにしたいと思う。
建前だけじゃなく、根本から。。。きっと大丈夫、何とかなる。

さて、今日は「ハンティング・パーティ」の試写会に行ってきた。
リチャード=ギアが今までとは一味違った役回りを演じた映画。
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争終結後、あるジャーナリスト達が今も逃走中の実在の戦争犯罪人、ラドヴァン=カラジッチを追跡した「ひと夏の体験」を原案とした映画。
現実を元にしながらも、ユーモアも満載で笑えるシーンも連続するストーリーや過去の因縁や思いがけないトラブルやアクションといった物語の進行はエンタテイメントにも思える。
一方で、今も紛争の傷痕が生々しく残るボスニア=ヘルツェゴビナの街並や、苦悩に満ちた市民の暮らしぶり、戦犯が野放しになっており、とても全てが平和解決しているとは言えない過酷な、苛烈なボスニア=ヘルツェゴビナの現実を真正面から突きつけられてくる映画。
TV等マスコミが流す「ニュース」は、決して「真実」をありのままに伝えているわけではなく、「捻じ曲げられている」部分がある、ということも伝わってくる。
真実を追究していくと、そこに見えてくるものは何なのか。
重大な戦争犯罪人に500万ドルの懸賞を掛けているアメリカ政府をはじめ、CIA、NATO、そしてUN(国連)が5年もの間、「逮捕を目指して追い続けている」としながら、何故戦争犯罪人の居所すらつかめないのか?
本気で逮捕を目指しているのかどうか?
そこには、複雑に入り組んだ表社会と裏社会との絡み合いがあった。
建前上は「極悪な戦争犯罪人を野放しにはしておけない」としながらも、それぞれにとっての利益相反を配慮し、裏で手を組んでいたりすることもある!?
この映画では、しょっぱなから大きなメッセージが与えられる。
「”まさか”と思う部分だけが真実である」と。
そして、実際に存在する人物が演じられていたり、実際に「ひと夏の体験」を経験したジャーナリストも出演していたり……この映画でメッセージとし て受け取るべき部分、「真実とは何なのか」を目を凝らし頭をフルスピードで回転させつつ、散りばめられたユーモアなシーンだけに目を奪われることなく、映 画に語られている中から「真実」を見抜いていかなければならない。
平和な日本、民族的対立といった出来事からは程遠い社会に住む我々にとっては、一見縁遠い場所での出来事に思えてしまうかもしれないが、あのオシム監督の出身国でもあり、同じ地球の上で現実に起きていることを題材としている映画。
そして、ジャーナリズムの本質を考えたり、我々が何を「真実」「事実」として捉えたらいいのか、マスコミとはどういった存在なのか、を考えたりする上では、非常に大きな問題をぶつけられる作品である。
世界には、まだまだ平和と程遠い地域が数多く存在し、紛争や戦争が実際に起きている地域もあれば、一見和平協定等を結んで平和を取り戻したかに見えるが一触即発の地域があったり、地雷が残されていたり、建物に銃撃の跡を残す地域があったりするのが現実。
そして、人と人とが血を流し、殺し合い、人間性を疑わせるような行為に走るのが、戦争であり紛争。その中身は想像を絶する殺戮、虐殺の場であり、地獄絵図でしかない。
だけど、マスコミを通じて我々に伝わってくるのは、血生臭い現実ではなく、薄っぺらい表面だけであったり、或いは紛争する当事者のいずれかに偏った視点からの報道であったり、事実を歪められた内容であったり。
もっともっと「真実」や「事実」を知らなければならない、と思い知らされる。
日本人が少しでも身近に感じるべき戦争として、イラクのことを考えてもそう。
あの戦争は正しいものであったのか?
イラクには大量破壊兵器や生物兵器は、本当にあったのかなかったのか?
オサマ=ビン=ラディンをはじめ、多くの戦争犯罪人やテロ組織が壊滅させられないのは何故なのか?
最新鋭の機器を使い、訓練された秘密部隊を抱える建前上正論と思しき事を述べている組織・政府は、本当に彼らを一方的に「危険な敵」とみなして、正面から戦う意思を持っているのかどうか?
世界に本当の平和など、望めるものなのかどうか。
色々と考えさせられると共に、不安も生まれ、また、今後のニュースの見方や、「真実」の捉え方を考えていかなければならないな、と見直しを余儀なくされる映画であった。
それでいて、なかなかのエンタテイメント作でもある。
この映画、観る価値高いと思うなぁ。