旅の準備その2「綿密な計画」、その3「緊急時の対策」について私の学校の班別研修の例を書きました。それでお分かりだと思いますが、その2は子供たちが、その3は大人たちが中心になってやるということです。

これはご家庭でお子さんを旅に行かせる時も全く同じです。年齢によって旅のレベルは異なりますが、いずれの場合もしっかりとした準備をさせて下さい。

前に、小さな子にとってはお使いも旅であると書きました。そうなんです。お使いも例外ではないんです。緊急時の対策はもちろん綿密な計画も必要なんです。それではその話をしていこうと思います。

初めてのお使いに行かせる前に、旅の準備その1「自信を持たせる」が必要でしたよね。それに加えて「綿密な計画」を実行するとどうなるか。なんと頼んだものと違うものを買って来たり、途中で不安になって戻って来てしまうといった小さい子なお使いにつきものの失敗がぐっと起きにくくなるんです。

失敗は成功のもとと言いますが、こと小さな子供が初めてのお使いに出掛ける旅については是非成功に終わらせたいものです。その成功体験はその子の自信となり、そこから自立や向上心が生まれて来るからです。逆にひどい失敗をすると自信を喪失し「一人でお使いなんか無理!」と言い出しかねないですよね。

「そう軽く言うけど、ろくに字も賭けない子供に計画を立てさせるなんて無理じゃないの!?」とまたまた疑問の声が聞こえてきそうですね。もちろん小学生や、ましてや中学生のような計画は立てられません。でも年齢や経験に応じた計画の立てさせ方というものがあるんです。

では、その続きは来週の月曜日に!