昨日の続きです。

駅から家に向かう途中の土手は崩れないようにコンクリート加工が施されていました。左から右まで20メートルの幅で、左端の高さはゼロメートル、右に行くほど高くなり右端は10メートルくらいでした。

壁の下は遊歩道ですが、壁から歩道までの間には1メートル以上の余裕があり、そこに人が立っていても通行の邪魔に全くなりません。なので時々小5くらいの男の子たちがそこをよじ登って遊んでいました。

その壁の表面は、ブロック塀のような穴が開いているわけではありません。また、完全に何も掴めるものがないわけでもありませんでした。一辺が30センチほどでしょうか、そんな正方形が組み合わされてできているんですが、その溝は指でガッチリと掴めるほどの角度も深さもなかったんです。かろうじて手足の指が少し引っ掛かるかもという感じでした。

なので、壁登りに挑戦する男子はたくさんいましたが、上まで行ける子はほとんどいませんでした。

これを見た時、娘の岩登りの練習にもってこいだと思いました。

つづく