反省のボイントー社会の常識②

｢社会の常識｣を頭に入れて反省させるとは、どういうことかと言うと、子どもが何かした時、同じことを大人がやったらどうかと考えるということです。

幼稚園や小学校で、子どもが誰かをぶってしまったり、誰かのものを勝手に使って返さないなどということがあったら、もちろん反省させますよね。こんなことを大人がやったらただ事ではすまないですから。

それでは、クラスメイトの誰かに対して悪い言葉、汚い言葉を言ったり、書いたりしたらどうでしょうか。日本の学校だと案外普通に問題なしで通ってしまうことが多いと思います。これを社会人がやったらどうでしょうか。大問題ですよね。こういう時には迷わずやってはいけないと教えるんです。

アメリカの学校であれば、汚い言葉をクラスメイトに言ったら子どもでも大問題になります。使った言葉によっては停学処分だってあるんです。

別に停学なんかにしなくても良いですが、子どもなら良いではなく、社会でダメなものは子どもにもダメと言って、自立した社会人へと少しずつ育てて行きましょう。