叔母さんからの挑戦状 | 上越物語~夢への一歩

叔母さんからの挑戦状

おじいちゃんの兄弟の叔母さんが2010年7月にこの世を去りました。

私は子供のころ叔母さんが苦手で父の病気が発病するまではある出来事がきっかけでほとんど交流していませんでした。


その出来事は、小学校3年生の時。

お正月に叔母さんの家に新年のご挨拶に行った時のことでした。

両親に新しい洋服を買ってもらって、両親と兄と4人で、東京の町屋にある叔母さんの家に行きました。
叔母さんの家は、新年の挨拶に来る人が何十人もいてひっきりなしにお客様がやってきます。

私は、両親の横にちょこんと座り、おとなしくしていると、叔母さんはいきなり、怖い顔で「お台所の洗いものをして頂戴」と

私は、横目で母を父を見たけれど、助けてくれないとわかり、抵抗しながらしぶしぶ台所に

台所の流しには、沢山の洗っていない前のお客様のお茶碗やお皿が山の様。お湯もなく、真水でお茶碗やお皿を洗いました。

心の中で「え~ん」と泣き、助けてくれない両親を恨みました。

次の年から完全な抵抗が始まり、私は20数年間叔母さんの家に行くことがなくなりました。

父の病気がきっかけで精神的に大人になり、叔母さんがやられたことは今では理解できるようになりました。叔母さんは私を育ててくれようとしていたことがわかります。

この叔母さんが亡くなったときに、素敵な遺言を叔母さんからいただきました。今では私の宝物です。

この宝物があるからこそ、いま自分の人生をかけて豪雪の真冬の上越に仲間といます。

叔母さんは、家の財産をおじいちゃんから引継ぎ、引き継いだ財産を元に財を築き、子供がいない叔母さんは10億を越える財産を「あしなが育英基金」に総て遺言で寄付されました。

と同時に私は、叔母さんから家の仏壇とお墓を託されました。

私は、父親の相続人であり、叔母さんの代襲相続人なので叔母さんの遺言書を見せてもらう機会に恵まれました。

遺言書を見たとき、自然と涙が出てきて、これは家の子供たちや孫たちに向けた叔母さんからの挑戦状だと確信しました。

自分の力で、私より大きくなれと!!

叔母さんからの挑戦状は、コピーをしてもらい、今でも大切に保管してあります。

叔母さんに負けない愛情をみんなに提供できるように人生を大好きな人たちと楽しく面白く、生きて財を築いて行きたいと思います。

偉大な叔母さんに感謝です。

はじまり 叔母さんからの挑戦状  恩師との完了 東京のMちゃん 職人のパパ ママちゃま 都美子さん