整いました。
長男君が小学校を3月で卒業しました。
卒業式にも中学校の入学式にも欠席しました。
小学校では、学校には行かないで
ホームエデュケーションをしていましたが、
中学校では、これを継続していく事を
説明せねばなりませんでした。
とりあえず、中学校の副校長先生に
連絡をした方がいいと小学校から
言われたので、3月末に電話をしました。
そこで、対応してくれた先生が
たまたま副校長先生だったんですが、
息子の事情を話した途端。
不登校の子が行くところありますよ?
国からもらってる教科書ですよ⁈
いらないんですか⁈(教科書代がかかると
思っていたので、それなら息子にあった
参考書を買おうと考えて、教科書等の
教材費もなくしてもらおうと話したんです。)
こちらの話も全然聞く感じでもなく、
とりあえず、そんな事は4月に入ってから
担任に電話してくれ。
と言われました…。

私としては、入学式始まる前に
出席簿の事、クラスに置いてある机の事。
などなど相談したい事は沢山あったんですが、
そんな事は取り合ってもらえる感じでは
ありませんでした。
そこから、4月に入っても
再度、電話する気がおきず…。

あの副校長先生に説明しに行く気力も
なくなってました。
そのうちに、まっいっか。
こちらの要求は色々あったけど
それが無理なら仕方なし。
大事なのは息子がホームエデュケーションを
継続する事だな。と考えるように
なりました。
そんなある日。
中学校の入学式前だった気がします。
朝起きた瞬間。
整いました。
って声が聞こえました。



はい?
何が?整った?


寝起きで、頭がぼーーっとしてたので
それ以上深くは考えませんでした。
が、その答えはすぐに
目の前に現れました。

入学式があった午後、
中学校の担任の先生から電話がきました。
どうやら、4月から新しく他の中学校から
来た先生らしく、とっても優しい感じの
雰囲気だったので、これまでの経緯を
簡単に説明しました。
それに対して否定でも肯定でもなく
理解を示していただき、次の日に
副校長と担任の先生とで面談するという事に
なりました。
あの副校長先生と面談か…。
嫌だわ〜〜と思いながら、いざ中学校へ!
そこでわかった事は、
なんと、副校長先生も4月から移動されて
きている方だったのです!
つまり、あの電話対応してくれた
副校長先生はどこかの中学校へ移動に
なってたんですね!

少しホッとして、
息子の事情とこれまでの経緯を
簡単にお話ししました。
お二人とも、すぐ理解してくれて、
籍はこのままで、名簿からは名前をはずす。
机と椅子も教室には残さない。
手紙類も渡さない。
教材費もかからないようにする。
などなど、サクサクと決まりました。
新しい副校長先生の娘さんも
実は不登校だったんだけれども、
家で勉強はしていて、今は臨床心理士を
目指してるんだよと教えてくれました。
勉強はいつでも、どこでも
できると思ってる。学びの道は1つではない。
と言ってくれました。


いや、本当にここまで
理解を示してくれる人が
今まで教育者の中にいただろうか⁈
途中から泣きたくなりました。
あまりにも言葉に愛が溢れていたから。
ホームエデュケーション。
まだまだ、理解されていないと思ってました
が、人によるんだね。
あ〜〜めっちゃ環境整ってたわ〜〜

はっ!


めっちゃ整ってる‼️
この事か‼️
整ってる〜〜‼️


ありがと〜〜‼️


声の主が誰なのかは謎だけれど…。
子供達が心から望んでいる
この道が間違ってはいないと
思えた日でした。


