自然栽培 | 3人の子供達とのホームエデュケーション

自然栽培



今年の夏、娘はキアゲハを何匹か育てていました。


娘が育ててたパセリはすぐに食べられてしまい、

餌がない状態に、、、。


アシタバの苗を買ってきたり、

人参の水耕栽培を始めたり、

長男が育ててた、パクチーを時々頂いたり

してなんとか生き延びていましたが、

それらも、全部なくなり

とうとうスーパーのパセリをあげるしか

ないという事になりました。





スーパーの野菜は殆ど農薬がついてるので、

幼虫達は食べても死んでしまう。

という事はわかっていました。


なので、本当によく洗って洗って与えました。









幼虫達は、いやいや食べてました。

申し訳ないという気持ちで一杯になりました。


娘もその後の幼虫の姿を見て本当に、

悲しんでました。





そして、娘が

「幼虫が食べて死んじゃうパセリを人間が

食べても大丈夫なの?」と質問してきました。




人間にとっては害がないだろうって事なんだと

私は思ってました。


だけど、本当にそうなのかな?

これは、幼虫からのメッセージじゃなかろうか?


と思い、農薬、肥料、微生物、腸内細菌、

土壌、と子供達と一緒に調べるうちに、

自然栽培という言葉を知りました。

農薬も肥料も使わないで、雑草を残して

土壌の微生物が分解してくれた栄養と

日光と水で自然に育てる方法。




なんて、素敵なんだろう!

と感動しました。

もっと自然を信頼していいんだよ。

何も不足なんかしてないじゃないか!

不足してると思ってるのは人間で、

不足させるような環境を作っているのも

人間なんだよ。


それは、きっと農業だけの話じゃなく、

教育もそうだよ。と



私が、最近

感動した本。

特に教育について。


教育なんて、本来は無用なものだけれど、
教育しなければならない条件を、人間が
社会全体がつくっているから、教育しなければ
ならなくなる。教育すれば、価値があるように
見えるだけにすぎないということです。


子供は教育しなければいけない。

という社会のシステムがあるから、

そのシステムに有利な勉強しかしなくなる。

本人達の気持ちは置き去りに。






自然栽培の玄米。

子供達も納得のお味。