誰かの為に | 3人の子供達とのホームエデュケーション
子供達にとっての従兄弟S、4歳。
言語の遅れがあり、療育に通っています。
療育に行くようになって、少しずつ
言葉数も増えてきてると思います。
それでも、まだママの事を名前で呼んだり
(周りが彼女の事を名前で呼ぶので)
興味以外の言葉はまだまだ出てこない。
(電車大好き)
数字とひらがな は好きなので、
字は読める。
数字は900位?まで言えるよう。
もう少し、言葉を覚えて欲しい。
という事で、絵カードを使っていました。
絵カードでも覚えられるけれど、
あんまり響いてない感じ。
自分の世界と絵カードが結びついてない
感じ?
そんな事を子供達と話してたら、
息子(14歳)が、じゃあ
スマホで使えるアプリ作ってあげるよ。と。
従兄弟の周りに溢れる物、人、感情、動作など
声と文字と写真でまとめていく。
プログラミングはunityを使ってました。
流石に動物と昆虫は写真を撮れない
のでお借りしてます。
手で隠してる所は、家族の写真と名前。
数字は本人が好きだから。
これを作って、本人に渡してみると、
とても喜んでリピートしてました。
そして、ママの事を初めてママと呼び…。
スマホを持ちながら、家の中の家具を
写真と照らし合わせながら、言う!
炊飯器ー!
冷蔵庫ー!
椅子ー!(何故か、ここでいつも笑うらしい)
近くの量販店に出かけた時、
家電コーナーの前を通ると、
炊飯器ー!と家とは違うデザインの
炊飯器を指していた。
1週間程でアプリの中の物は全て覚えた
そう。
次は2語文をリクエストされたそう。
自分の知識や技術を誰かの為に、
使えるって、本当に素敵な事。
息子にとっても、従兄弟がいてくれたから
経験出来たこと。
ありがとう。

