発言ができない。
1年生の娘は
学校で、手を挙げたり発表するのが
恥ずかしいようでできません。
私も小学校3年まで場面寡黙だったので、
そこはあんまり、気にしてなくて、
そのうち話したくなったら話すだろうと
思っています。
この間、水族館に子供達と行った時の事。
イルカショーを見るために、
ショーが始まる30分前に席に着きました。
イルカたちはそこで、ジャンプしたり
泳いだりしています。
すると、1匹のイルカが
水面と同じ高さのステージに乗り上げ
ました。
なかなか、水に戻れないようでした。
他の2匹のイルカ達も、そのイルカを
助けようとしてるのか、しっぽで水を
かけたり、ステージに上がって
身体で押したりしてあげましたが、
余計にステージ奥に行ってしまった
そのイルカ。
私は、これが緊急事態なのか?
いつもよくある事なのか、
誰かがすぐ対応してくれるのか?
判断できずにいました。
多分、その他多くの観客も
そうだったと思います。
そんな中、
なぜかうちの3人の子供達が
パニックに…


ママ!
イルカが大変だよ⁈
どうなっちゃうの⁈
早く助けてあげて‼️

特に1年生の娘。
うーむ。
どうしたもんだろと思ってたら、
飼育スタッフの方々が
状況を知り観客席に現れました。
その姿を見た娘が、
大きな声で、
すみません!
イルカを助けてあげて下さい‼️
と言ったのです。

クラスで発言できない子が、
イルカを助けたい一心で
そういう行動をとれた事に、
驚いたのと同時に
感動して泣きそうになりました。
誰かのために
声を発する事ができるなら、
優しさで行動できるなら、
もうそれで充分。
生きてくための術は備わってると
感じました。
やっぱり、優しいは強いだな。

