もう、12月早いな~! | Cuisine Francaise JJ

Cuisine Francaise JJ

"Cuisine Francaise JJ" 東京ミッドタウンにあるレストランでのお話。

もう、12月です。早いですね~、

今年は暖冬で、12月中に雪は降らないようです。

東京でのホワイト・クリスマスはお預けですね。

自分は、寒いのは大の苦手!

暖冬はありがたいです

ジビエや魚、野菜にとっては寒さは大切です

以前に書いたかも知れませんが、

寒暖の差は、食材を美味しくします。

動物は、脂と言う衣を着て、

野菜は、体内に糖分を多くして凍らない用になります。

人間は、暖房と上着という、文明で対応します。

そう考えると人間とは、弱いから、考える力を

身に付けたのかもしれません。

ジビエを食す事は、人間の業?

ゆえに、ちゃんと狩り、おいしく調理し、しっかり食べる

で、フランスの狩猟は凄くちゃんとしています。

だいたい4種類の狩猟方法があり

# 猟銃やカービン銃の、猟銃狩猟

# 巣穴にツルハシやシャベルを使う、掘り出し狩猟

# タカ狩り

# 千年以上の歴史があり、王族、貴族の狩り、猟犬狩猟

があります

でハンターの規則がずいぶん厳しいものです

まず、所属のハンターの会で、12年の土地の権利を買い

その土地の状況調査をして、獲物の数を把握します

狩猟計画を作ります(これが、重要)

   (例えば、ヤマウズラ雌1羽、雄5羽、イノシシは無制限など)

12年も禁猟にして、種の保存に12年かかるという計算

ハンター規則も、狩猟以外の時は銃は弾を抜く

森や平野を囲んで内側にしか銃を撃てない

射撃は合図があったときだけ弾を込める

など、決まりごとがいっぱいあります

前もって第一候補から第三候補くらいを

予約して来店されるとよりよい状態で

ジビエを食事することがきます。

今日はランチの魚が変わりました

「鮮魚のポアレ、ズワイガニのリゾット添え、

ビスクのソースで」

写真はこれ


JJ ~ジョエルの物語~-bisukuso-su

魚は「やがら」です。

これは、まず、間違いない美味しいはずです(カニ好き)

ビスクはカニの殻、味噌をつぶして、

エキスをしぼりだしたソースです。

本来はスープですが、

魚を食べると言うより、ソースを味わう一皿です

カニ好きはたまらんな!

高木でした