行い続けて33年間。

その頃は【夢の学校】という名称でした。

 

“氣道”を興した当初ですね。

今も【体の学校】【心理の学校】はそのままの名称ですが、

【整体の学校】は【氣の学校】という名称でした。

 

残りの【心の学校】も現在では【夢の学校】とも称していて、

4本柱の学校という図式は全くそのままですが、

その頃の【心の学校】の内容と

現在の【心の学校】との内容ではかなりの違いがあります。

 

その後、

【心の学校】は「【夢の学校】+【風の学校】」という図式になり、

【夢の学校】では現世ご利益といいますか、この浮世(相対世界)の事をを扱い

(炙り出しとして、この世が夢である事も)

4本柱の学校は、

全て現世(浮世=相対世界)の事を扱う学校となったのです。

                 

  当たり前の事でしょう。

体がある。

心がある。

・・というのは普通の人間にとっては当然ですから。

 

   それで【風の学校】の扱いを、4本柱の学校とは別格にして、

 ピラミッドの図式にしたわけです。

 ピラミッドの頂点が【風の学校】

 

(その名称を風を起こす源ということで

空の学校】という名称に変更しました)

 

なぜなら、

【空の学校】は、

浮世(相対世界)ではなく、

野口晴哉師が仰る「本来、『体無し、心無し』」

という絶対世界に

ど真ん中で戻す学校だからです。

 

そして、

そことして生きている体、浮世も味わえる、という

“整体”の状態に

戻す学校でもあえます。

 

一重に“氣道”は、

この【空の学校】のためにあります。

 

なぜなら、

“氣”とは空のことだからです。

そして空とは、

自然、無、ブラフマン、真我、タオ(道)、神、天心、天真、

ポカンなどとも称されます。

 

すなわち

“氣道”とは(どちらもタオなので)

タオタオになる訳ですが、

タオに沿って生きタオを生かそう、

という事です。

 

野口晴哉師が、

「人の生くるは人の生くるに非ず。

人を通して“自然(タオ=氣)”生くる也。」

の言葉通りです。

 

また昨日の【整体の学校】でも申し上げましたが、

晴哉師はこうも仰っております。

「養生とは自然に生き

生きて自然を生かすこと也」

とも。

東京道場に置いてある直筆の小さな屏風ですね。

 

・・

 

“氣道”とはさういふ事であります。

何度も何度も何度も何度も

少なくとも20年間以上は、会報や日記ブログの中で、

まるで壊れたレコードが同じところを繰り返し回るように、

同じ事を言い続けていますが、

どうかご寛容くださいませ。