被っているため悪戯で氣道と書いたが、

氣では無く、希。

即ち希道老師である。

 

好きである。

30年近く前より師の書を読み、

共感はしたものの、

「こういうやり方でなく決着をつけられる」

という矜持のもとに、

【心の学校】現在でいう【空の学校】(心の学校advance)を作った。

その後、実績を重ね、

現在では、どんな方でもおそらく悟りへの窓口は開けられる

(完全に体感として。体から脱落するので体感ではないのだが)

ように、一年前(2023年)より至った。

 

しかし、その切っ掛けは、

もしかしたら希道老師の書を数十年ぶりに再読したことがあるかもしれない。

初めて読んだあととは異なり、

指導経験を経た自分には、非常に得るものがあった。

それが起因しているのかもしれない。

 

老師は嫌いだが好きである。

嫌いというのは、好きすぎているからということもある。

これは、野口晴哉師とは少しだけ異なる。

晴哉師は好きすぎているが嫌いではない。

岡島瑞徳師にも言ったが、会ったら持っていかれる感があったので、

(それはダン先生も同様だった。ダン先生には実際にお会いしたが)

時期をずらして生まれたのかもしれない。

 

昨日まで、横浜道場にて「内観法研修」を行っていた。

内観法は【空の学校】(心の学校advance)のための準備だけでなくアフターフォローとしても素晴らしい。

それを数々の禅僧侶に指導された信州内観法研修所の所長が、

共感してくれたことは昨年の嬉しかった一つである。

これを読まれている方で、

集中内観を体験されたことの無い方はぜひ生きているうちに、

早めに行かれたらいい。

(全国に内観法研修所がある)

⇒お久しぶりに失礼します。私も恐る恐る(笑)内観法研修所の内観法に参加させていただきましたが、

 本当にすばらしく、得難い経験をしました。昨日までの横浜での内観も本当に素晴らしい時間でした。by永井

 

【空の学校】(心の学校advance)の準備のためといえば、

老師の小林屈道場も然り。

こちらはアフターフォローとしてとは言えないが、

しかし、細かく深く徹底させる必要のある者、

その者が体癖的に9種が強い場合は、知る限りではどの禅寺よりも薦めたい。

(そのため、7種ではあるが、と或る禅者が行けば、

 その彼はそこで最終的な決着が付けられるのに。

 ・・と或る僧侶と紫煙をたゆませながら零した事もある。

 零された僧侶は苦笑い的な沈黙ではあったが、

「彼」自身が既に印可証明後なのに行ってみたい、と仰った事を

 その僧侶から聞いたからの私の言葉であった。

 しかし、今思うに、彼の正直な魂の声、

 そして彼や私である空(=氣)の導きだったのかもしれない)

 

好きである。

それは晴哉師もである事も言った。

別の表現でいえば、若輩者故、非常に僣越な表現になるが、

同志として好きである。

故に、あぁ有難い、

このままだと、ノンデュアルティの将さんのほうを薦めなくてはいけない者もいるのに、

ちゃんとその部分も仰って下さった、

などなど、

同じ志なのだなぁ、同じ境涯なのだなぁ(私が老師ほどの境涯レベルであるかは別として)

と感得すること最近の動画(ユーチューヴ)ではしきりである。少林窟道場 - YouTube

 

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そう。

ユーチューヴの見方として、これまたと或る方から教わった。

「先生、道がまた行かれていますよ」

おぉっ。

やはりそうか。

道はタオと呼ぶ故、それは老師と共にある。

然してこの道は別の呼称でもある。

「やはり」と書いたのは、老師の眼差しが、

まるで私に向かっているような眼差しの時には必ず彼が参禅しているからである。

その眼差しが最近あったからである。

その眼差しの理由は分からないが、

もしかしたら老師に何度かメールをしたためかもしれないが、

それ以上に彼がそれこそ同志として老師の許に参禅されていたからだと思いたい。

ともあれ、その方は、

「シルエットでも・・」と続けられた。

ん?

私は老師の眼差し、姿のみ見ていたので、

シルエットが何か分からなかったが、そう言われてその着眼点で見ると、

確かに影(シルエット)がある。

確かに彼だ。

なるほど、これは証明になる。

シルエットを見れば、更にそれが判然とし、

まるで即興演奏のduoの如くに連動し、蠢いている。

あぁ、そんな楽しみ方も老師の動画にあるのか、と

新たな興味を持ったが、

然し、それ以上に変わらぬように一見見える老師の法話、そのお姿が、

実はduoであり、duoを作っている氣(=タオ)を生ずる

えにし(縁)より浮かぶものである事に感じ入る者である。

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長くなったが、

老師に愛を込めて。

私もまた、【空の学校】(心の学校advance)という

大林屈ならぬとっておきの超林屈にならん事を願いつつ、

そのためには、何より、道同様、duoを興したく、

その縁の運びを作っている“氣”、

今──天心に戻りつつ。

 

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老師、こちらは4月27日よりGWに東京で行いますよ。