あなたの世界の終わり―「目覚め」とその“あと"のプロセス― The end of your world.
アジャシャンティ ○(~◎)
 
アジャシャンティの名前は以前から知っていたし、ユーチューブでも見ていたが、
著作に触れたのはたぶん今年になってからのことで、
最初に読んだ本がこの書。
今回の「アジャシャンティと野口晴哉」シリーズの中で、
確か“耳が痛い”という表現を使ったかと思うが、この本の印象と言ってもいい。
研修生の圭くんにも「耳が痛いよ」とこぼしたのを思い出すが、
再読を重ねるにつれ、そんな感も薄れていったのは、
自分に甘くなったからなのかなぁ。
そんな思いもあり、今もそして今後も再読をしていきたく思っている。
悟りを目指している方はもちろんだが、
スピリチュアルなことに興味を持つ方はぜひ一読して頂きたい本。
評価を(~◎)とも書いたが、
◎なのは、特に至高体験とか悟りを得た方に対して。
アジャシャンティ自身が書いているように、
この本はそうした方のためにこそある。
先に耳が痛いなぁ、という感を覚えたと書いたが、
それと同時に、
あら、あの僧もあの僧もあの●●も、
自分では決着がついたと大悟していることを表記していたが、
やっぱり違っていたなぁ、ということを確認できたことは面白かった。
それを私は氣で感じたり、反応で感じたり、
以前にもこの日記に書いたように身体特徴を指で確かめたりしていたが、
特に反応については、この本を読んで、やっぱりなぁ、と確認できた次第。
(だからといってその人たちを非難するつもりはないのは、
 この本の中でアジャが言う通りであるが、
 その人たちに付いて修行されている方がちょっと可哀相な感もあった。
 そこで思い出すのは、ステファン・ボディアンの本。
 とても感銘を受け、
 当会でも、私が朗読してワークを行っていく講座を一年以上続け、
 それは「名言集」の一つとして今も販売しているが、
 そう。この本は、ステファン・ボディアンの本と同じ位置にあると言ってもいいだろう。
 (そういえば、ステファン・ボディアンの本を読んだ時も耳が痛かったかも)
 もう一つ思うことは、
 これが最も大切なことなのだが、
 上記に書いたことは、全て私の記憶であり、
 今のその人たちの評価ではない、ということ
  (いつも言うように
   「人間の体は11ヶ月で骨も含め全ての細胞が入れ代わっている」
   わけですしね。そして上記の人の中には故人もいるが、それだって。)
 はもちろんのこと、
 それよりも、
 それらは、「私」の中での評価に過ぎないということ。
 つまり、『氣道の立処』の項をお読みになれば分かるように、
 全部全部、自分を通してしか考えていない、感じられていない、ということ。
 だから、
 「人生は一人相撲である」
 と氣道の立処として常々呟いている次第)
 
悟りまでの、そして一瞥のあとの階梯について、
懇切丁寧にこの本の中でアジャは説く。
だから、アジャはいつも丁寧で優しいと感ずる。
しかし、厳しく指南する。
その厳しい指南の奥は、修行者への優しさに満ちている。
 
自由への道―スピリチュアルな悟りへの実践ガイド(覚醒ブックス)
アジャシャンティ ○~◎

 

あぁ、ここまでも優しく丁寧に┄

 

この本こそ、様々なことを書きたかったのであるが、

上記で長文になったので、全て割愛しよう。

(ここに向かう時間の制約もある為なのである。

 7月26日の「アジャシャンティと野口晴哉」の講座までに、

 この本こそ┄

 と思っていたのであるが、そしてそのために、6月の段階から、

 この日記に連載し始めていたのだが┄)

そのため、

この本を、当日(7/26)の参考図書にして、

その内容について些か言及しよう。

(一つだけここで言うとしたら、

 アジャは恩師成瀬雅春師同様に、瞑目の座禅を薦めているということである。

 これは大変重要なポイントであり、その理由も当日語る)

 

※当日いらっしゃれない方には二つほど。

 一つは、悟りへのガイド本は幾つかあるが個人的にはこの本を最もお薦めしたい、という事。

 もう一つは、当日は録音録画し、頒布できるようにしたい、という事。

 

※ちなみに当日のスケジュールは以下の如し。

  10時半~12時 「体塾」(担当 上記「研修生の圭くん」こと窪田圭佑。

                  ちなみに、この日が圭くんの体塾初デビューである。

                  皆さん、ぜひ奮ってご参加頂きたい!!

                  なお会報では以下のように書いてある。

                   「その「体塾」の内容は、

                    私の講座の内容の『体からの実践版』といえます。

                    ご期待ください。

                    2千円。予約不要。未会員+500円。

                    なお参加者は、続く(私の)講座に千円引き

                    でご参加できます

  (12時過ぎ~13時前 「私の整体指導」 (10時半~12時までの圭くんの初体塾を記念して、

                       圭くんの「体塾」参加者のみ承ります)

  13時~15時半 「アジャシャンティと野口晴哉」(3千円。未会員3千5百円。午前の体塾参加者は-1000円)

       上記「会報」では、

         「氣道のど真ん中の内容をパラマハンサ・ヨガナンダの視座も交えて、

          実習と共に学びあっていきたく思っております。」

        と書いたが、

        圭くんが『体からの実践版』を行ってくれるし、

        私は「ほんとうに大したことは全く行わない」。←これ重要!

        行うとしても、この本について少し語り、あとは質疑応答くらいなもの。

        まぁ、圭くんが「体塾」で行う『自動運動』について解説しなくては、

        とは思うが、あとは「瞑想」の実践くらいなのもか。

        それもまた圭くんが行うであろうから、

        私の役目はほとんど無いのであるが、

        ただ、野口晴哉師やパラマハンサ・ヨガナンダジが行っている

        相対世界からのアプローチについては言及&実習もしていこう。

        真の接心(リトリート)、真の夢実現への橋渡し講座くらいにはなるであろう。

       

  なお場所は栖賢寺(せいけんじ)京都府京都市左京区上高野水車町22である。

 

 

 

 

 

 

 

禅 空を生きる Emptiness dancing.
アジャシャンティ  
○ (^-^)
 

大いなる恩寵に包まれて―苦悩の終わりについての洞察(覚醒ブックス)

アジャシャンティ
○ (^-^) 
 
ちょっと省略しすぎだと叱られそうであるが、
上記の理由で割愛。
(不立文字だからという訳ではないが、
 しかし確かに、私が言葉を連ねるよりもいいと思う。
 ちなみに、表紙が青であったり、緑であったりするが、
 一円相を含めアジャらしい)
 
※なお、
 野口晴哉師のお薦め本としては、
 この流れで言えば、
 「偶感集」「風声名語」「大弦小弦」
 「碧眼ところどころ」
 といったところだろう。
 
 パラマハンサ・ヨガナンダジのお薦め本としては、
 ベストセラーの「あるヨギの自叙伝」を読んだことのない方はそれだが、
 これまたこの流れ(つまり講座スタンス)でいえば、
 「成功の黄金律」になるか。