ある事に対して、自分はこんなにも真面目に取り組んでいるというのに
相手や周りがへらへらしていたり、ふざけているように見える時ありますか?
「どうしてみんな真面目にやってくれないの!?」
「どうして私ばかりがやらなければならないの!?」
「真面目にやらない人達を見るとイライラする!」
などと思うかもしれません。
私は昔、そんな事しょっちゅう思っていました。
自分と同じように周りに動いてもらいたい。
自分と同じように真面目にやらない人に真面目になってもらいたい。
そんな風にも思っていました。
娘は今、学校のプロダクション(演劇)に一生懸命になって取り組んでいます。
イギリスの学校は、本格的に演劇に力を入れます。
今年の娘の学校の舞台は「グリース」。
ジョン・トラボルタとオリビア・ニュートンジョンが出ていた40年前のミュージカルです。
学校に300名程入るシアターがあり、衣装や照明や小道具も本格的、 全校生徒からオーディションで選ばれた人が役を演じ、音楽は生徒達のバンドの生演奏です。
一つの作品を違う学年同士で作り上げ、それを近くの小学校の子達や父兄に4日間にわたり披露してくれる学校の一大イベントの一つです。
娘は、表舞台に立つ役者側ではなく、舞台を支える「裏方」に自ら立候補して取り組んでいます。 しかし舞台で使う装置や大きい舞台道具を運んだり制作したりと体力も必要のようです。
そして脚光を浴びる表と違って裏方は、地味で目立たないけれど無くてはならない縁の下の力持ち。 演劇の流れを汲み、状況把握や小道具まで作ったり、直したりと細かい事すべて任されています。
目立たない裏方だけに、少々邪険に扱われるように思う時があるようです。
自分はこんなにも真面目に取り組んでいるというのに、
相手や周りがへらへらしていたり、ふざけているように見えイライラする、と。
そこで私は思い、娘に言いました。
「あなたが真面目過ぎるんじゃない?」
「確かに真面目過ぎるって友達に良く言われるけど、それのどこがいけないの!?」
娘は言い返してきます。
何もいけない事はありません。
ただ、
周りがへらへらとふざけているように見える時は、自分が真面目になり過ぎて力んでいる事を現象として知らせてくれているだけです。
そんなに真面目に頑張らなくても、ちょっと力を抜いて。
「第一に楽しむ事を忘れないでね。」
と言って仲間で休憩時間に食べるクッキーを持たせたら、その日は笑顔で「あ~楽しかった」と帰宅しました![]()
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さまの心と身体が健やかでありますように。
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