あなたは物事を目の前にして 「良い(善)」または「悪い(悪)」 と判断したとき、 その判断する自分は正しくて、 その反対側を示す人の事は間違っていると思う事はありますか?
物事は
Aさんにとっては「良い」こと
Bさんにとっては「悪い」こと
Cさんにとっては「どちらでもない」こと
と受け取り方がそれぞれ違います。
何故でしょう。
例えば、ホームレスの人が道端に寒い中座っているとします。
それを「助けたい」と捉える人
それを「助けたくない」と捉える人
それを「どちらでもない」と捉える人
がいると思います。 あなたはどれですか?
そしてそれは何故だと思いますか?
その判断は【過去の記憶】から呼び起こされたものです。
「助けたい」と捉えた人は、
世の中の必然性というものを客観視したなのかもしれません。
その捉え方になる過去の記憶として、
昔、お父さんやお母さんがホームレスに対して優しい対応をしていたのを見たことがあったり聞いていたのかもしれません。
前に学校や職場でホームレスへのボランティア活動などを通して喜びや学びを得た事があるのかもしれません。
過去にメディアでホームレスへの対応を好意的に放映していたのを見たのかもしれません。
以前にホームレスの方から優しく対応されたり、助けられたことがあるのかもしれません。
「助けたくない」と捉えた人は、
ホームレスの人達に対して否定的に捉えているのかもしれません。
その捉え方になる過去の記憶として、
幼い頃からお父さんやお母さんにホームレスへの否定的な考えを聞いたことがあるのかもしれません。
昔、学校や職場でホームレスに対しての嫌なことを聞いたのかもしれません。
社会やメディアでホームレスへの否定的な意見に接した事があるのかもしれません。
前に匂いを感じた時に何かを連想する嫌悪感を覚えたのかもしれません。
自分が汚れたことで不快な思いをした事があるのかもしれません。
以前にホームレスらしき容姿をした人から怖い思いを受けたことがあるのかもしれません。
人によって目の前の事を判断する材料は、脳に記憶された過去の記憶です。
その現象に、良いも悪いも、善も悪も存在しないのです。
人間の脳は、知らず知らずのうちに簡単に騙されて、
それが自分基準の思い込みとなってしまっています。
どれが正解という事ではなく、それぞれの価値観を尊重すれば、きっと世の中は素晴らしく進化していくように思います。
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