肺がん羅患から学んだ沢山の事、 綴っています。

 

こんにちはキラキラ

 

自身の肺がんと鬱のどん底経験から

病気や症状からのメッセージを読み解くようになり

心と身体を解放へと導くスピリチュアル∞ニューロセラピストになった

 

吉田順子ですピンク音符

 

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イギリス 肺腺がんの抗がん剤治療と副作用【⑯私の振り返り闘病記】

からのつづき

 

 

 

死を受け入れたら恐怖が薄れた

 

2019年7月

 

 私の肺がんを作り出した感情をクリアにしても尚、 死に対しての恐怖は拭いされなかった。 死は誰にでも100%訪れる。 しかし生きている間は誰も体験出来ない、未知の世界だ。 死のいったい何が怖いのだろうか。 

 

 

 「死ぬってどういう事? 死ぬまでに苦しむの? 消えて無くなってしまうの? 

私が死んだら家族が悲しむ事が怖いの? その後彼らは絶望に陥るの? 彼らはそれで生きていけるの? 自分がやり残した事があるから虚しいの?  何もやり遂げていない事の後悔? 私は幸せな人生だった?」

 

 

 

 死についてこんなにも深く考えた事はなかった。  自分には、まだまだ先の事で現実味が全く無かったからだ。 

 それが死を考えさせられる病になった事で、 無理やり提示させられた督促状のようだった。

 

 

 今まで祖父、祖母、義父を目の前で看取った事がある。 肉体を去る瞬間を見て来た。  

3人とも穏やかな死だった。 誰かの死後もこの世界は何事もなかったように、時は止まらずに進んで行く。 

 

 

 義父は現役時代、中学の校長先生をしていた。 生徒達からの信頼も厚く、非常に達観している人だった。 生前から孫ができた事は「人生のおまけだ」といつも口癖のように言っていた。 いつ死んでも後悔が無いし人生やり遂げた感があったのかもしれない。  最後まで心身ともに健康で79歳の時、脳出血で人生を全うした。  

 

 

 私も彼のように人生やり遂げたと言いたかった。 いや、いまから出来る。 希望をもっていつ命が終わっても後悔無いように日々生きるのだ。 人生のゴールを掲げ、それに向かおう。 

 

 

 

死に対して何が怖いのかを書き出してみる。

 

・消えて無くなるのが怖い

肉体は消えてもエネルギーとして存在し、叡智となりまたどこかに生まれ変わる。 

 

 

・痛みに苦しみながら死んでいくのが怖い

痛みや苦しみは、 誰かを許せない事で自分をも許せていない現れ。 心穏やかにすべてに感謝をすると苦しみが消えていく。

 

 

・ 人生の後悔

死という人生のゴールの前にやり残した事があると心で感じている焦りや後悔。 

恐怖はもっと生きたいという裏返しの感情。 もう死んでもいいと思えば恐怖はそもそも感じない。

 

 

・ 死ななければ

もっと良い人生があったはずという未来を奪われる剥奪感。

 

 

 

死ぬのが怖いのでは無く、死ぬ前にやり残した事がある事が怖いのだ。 

死は決して怖くない。 死を突き付けられたからこそ改めて人生をやり直すきっかけをくれた肺ガンに今では心から感謝している。

 

 

抗がん剤の効果をあげる方法【⑱私の振り返り闘病記】へつづく

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

皆さまの心と身体が健やかでありますように。