肺がん羅患から教えてもらった沢山の事、 綴っていきます。

 

こんにちは!

 

病気や症状からのメッセージを読み解き

心と身体を解放へと導くスピリチュアル∞ニューロセラピスト

 

吉田順子ですピンク音符

 

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イギリスでの肺がん手術後の病理結果

からのつづき

 

 

 

どん底の心の闇を救ってくれたのは

 

2019年6月

 

 取り切れなかった手術後の病理検査結果を聞き、 抗がん剤治療を受けるまでの2,3週間のこの時期。 

 あらゆる資料によると、私のガンは稀な遺伝子変異で、しかも極めて増殖力が強く、再発しやすいとの資料ばかりだった。 実際にその頃は私のステージIIb~IIIですら完治している人の情報が無かった。  (今ではステージ4でも寛解している方はいらっしゃいます)

 

 

 

 手術したら何とか助かると思っていた。 自分で作ったガンにしても一度切ってくれたらリセットできると思っていた。  それが手術したってこのありさまだ。 

 

 

 

 「ああ、やはりもう私は長くは生きられないのだ。 どうせきっと再発してしまうのだろう。 子供達の成人した姿はきっと見られない。」

 と毎日嘆いては涙していた。 涙が出ない日は無かった。 

 

 

 日が落ちるとともに、心までいつも闇に飲み込まれていた。  夜の間が異常に長く感じられ、気が狂いそうだった。 まるで生き地獄のようだった。  私の精神はどん底で常にもがき苦しんでいた。  寝られない日が続き、 ついに鬱病も発症した。 

 

 

 

 この頃から夫の右目が見えなくなってきていた。 視界の一部が黒く欠けはじめたのだ。 

 私の生き地獄は、夫も同じだった。  夫は私がガンになった事で一瞬にして将来が見えなくなってしまったのだろう。 もしくは想像した未来を見たくなかったのかもしれない。  

 

 

 夫はその後精密検査を何度も受けたが特に異常は見つからず経過観察となった。 現在もまだ視界は欠けているが悪くもなっていない。

 

 

 

 私は、自分で自分を追い込んでいたのかもしれない。 だれも私を追い込んだわけではない。 病気になったのも追い込んでいるのも私自身だ。 

じゃあどうしたらいい? 

 

 

 

 家族や周りの人達、病院の人達は、 私をなんとか助けようとこんなにも精一杯動いてくれているのだ。 今の時点での出来る限りの手を尽くしてくれているのだ。  なのに私はそこにただ依存している。 自分は被害者だという思い込みと、 病人でいる選択をしていただけかもしれない。  

 

 

 私の身体は何処からか管やコンセントで電源が繋がっているわけではないのだ。 

私のエネルギーは私が作っているのだ。  ならば、すべてこの状況は私が内側から作ったに過ぎない。 

じゃあどうればいい? 

 

 

 

 そんな事を考え初め、 暗闇から抜け出すには、まず希望を見出したかった。 

 

 「よし、希望にフォーカスしよう。」

 

 

 私はガンを始め、あらゆる病気を克服した人達の体験談を漁るように探しだした。

 

 

 一度に沢山体験談が読め、心に希望の灯が宿った代表的なのは、

「ガンの辞典」というサイトを運営する小澤編集長が取材する、

ガン体験者との対談シリーズだった。

 

 

 

 

 他にも、書籍やYoutubeやブログで病を克服した人だけにフォーカスして目に入れるようにした。 すると目にする毎に希望が光となって、 心の闇に少しずつ照らされていくのを感じられていった。

 

 

イギリスの病院 抗がん剤治療室【⑮私の振り返り闘病記】へつづく

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

皆さまの心と身体が健やかでありますように。