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2019年5月
手術日まで２週間ほど期間がありました。
最速でスケジュールを組んで頂いたのだと思います。 NHS（イギリスの国民保険サービス）は税金で賄っているのですべて無料で行ってくれます。
もっと早く治療したい場合や医師を指定したいなどの場合は実費で私立のプライベート病院に行くこともできますが、 設備は結局NHSの方が最新だったりするので病状によってはプライベートからNHSに回されることもあります。
私の凄腕執刀医もNHSだけでなく、プライベート医師としても活躍されている人でした。
手術日が決まってホッとしている一方、やはり先の事を考えると不安と恐怖が襲い掛かり、 いたたまれない日々でした。
ネットを読み漁り、あらゆる治療の情報を必死でかき集めていました。
その時ある記事に行きつき、目に留まりました。
心理技術で病気を解放させる梯谷 幸司氏の雑誌掲載の記事でした。
『病気は自分の人生を生きていない時に現れる』
『病気は言いたいことが言えていない現れ』
といった内容でした。
衝撃でした。
「そんなバカな、 私を苦しめているこのガンは 自分が作り出したって事？」
だってだって、 いきなり襲ってきたこの不幸、 私はなんて運のない人生なんだ！
こんな酷い事をするなんて神様なんて絶対いない！ 私が一体何の悪い事をしたというの！ 普通に質素に暮らしているだけの私に！
完全にこの思考↑だったので。 まさに私にとって衝撃的であり奮い立たせてくれる出来事でした。
その日から〖私の何が、ガンを作り出したのか〗心に深く潜って探るようになっていったのです。
※ 散歩途中の風景です。 ロンドンは椿が今満開です。