パチンコ講座やります

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僕はかつて「パチンコのための数学教室」というタイトルでパチンコ講座を約5年間やっていたことがあります。

これはパチンコでガチに勝ちに行くために必要な細かい数学を教えるもの。パチンコの基礎知識があることが前提の講座で、実際に受講しに来ていた人達はほとんどパチプロでした。


今回やるものはかつてのそれとは全く違います。デジパチの大当たり抽選の仕組みもよく知らない、完全なる一般ユーザー向けのもの。

題しまして




基本的なことを知って注意深くやれば、そんなに負けずにパチンコやれますよ?みたいな内容です。「勝ちパチ講座」みたいなウサン臭いタイトルにはしません(笑)

10月21日(日)開講です。


これ、今月から新しく始まる『オトナあそび』というカルチャー講座(的なもの)の一部なんですね。僕のパチンコ講座の他に「スロット講座」「麻雀講座」もあります。

僕の担当する「負けないパチンコのためのファーストステップ講座」の詳細ページがこちら。(講座タイトルがリンクです)


「講師コメント」にも書きましたが、パチンコを推奨する講座ではありません。かと言って、パチンコをやめさせる目的のものでもありません。

でも、言い方を変えると「どうせやるなら負けないようにやる」ための講座でもあるし、「負けすぎちゃって、やめたいのにやめられない…」人にやめさせるためのものでもあります。


矛盾しているようですが、僕の中では全く矛盾してないのです。

なぜか。


その昔、僕はこんな本に出会いました↓↓↓



1999年発行の本です。当日の僕はパチプロでもなんでもない、ただのベビーユーザーでした。ええ、そうです。こんな本を買ってしまうことでもお分かりのように、僕自身がズブズブの「やめたいのにやめられない」組でした(笑)

もうホントにね、三度のメシより賭け事が好きなタイプなんでねw


この本は徹底的に「パチンコの仕組み」を数学的に解説してある本です。

「だから絶対に勝てない」と。。

しかし

この本を読んで、元々数学がそこそこ得意だった僕は覚醒してしまったのです。

えっ?ちょっと待て。この盲点だけを突けば逆に勝てるんじゃないの!?これはパチンコをやめさせるための本じゃなくて、パチンコの必勝法が書いてある本じゃないか!!と。


そういう狂った発想をして、この本と出会ったことをキッカケにその数年後にパチプロに転向してしまう僕もどうかとは思いますがね(笑)
(これは本当にパチンコをやめさせる目的の本ですよ、念のため)


そうなんです。「パチンコをやめさせるために必要なこと」も「パチンコで勝つために必要なこと」も同じなのです。どちらも、まずは「正しい知識」です。

それを知った上で、続けるかやめるかを決めるのは本人次第。

そこからは各々の適性が関わってきます。すべての人が「知識」だけでパチンコに勝てるようになったり、依存症を脱却できる、とは限りません。


でも僕のような人間もいるわけです。少なくとも一部の人は「正しい知識」を知っただけでパチンコのやり方が変わります。


また、この講座にはパチンコユーザーの方だけでなく、依存症支援に関わる方々にもぜひ来て頂きたいと思っています。かねてから僕は主張していますが、パチンコの機械の仕組みやパチンコ店の商売が成り立つ仕組みを知ることが当事者のアセスメントに非常に役立つと考えるからです。

なぜギャンブル好きほど負ける方角に行きやすくズブズブになってしまうのか?

という話を科学的にします。これは当事者心理を分析する上で役立つはずです。

当事者の自己申告の負け額は実際に「パチンコで負けた額」よりも多いケースが多々あります。それがなぜか?という部分も解説します。



…とまぁ、ここまでツラツラと書いてきたわけですが、実はこの僕のブログを読んでくれている大半の方々はそのへんのことはすでに分かってらっしゃると思いますので、この記事は宣伝効果にはあんまりならんかなぁ…(笑)

でも、周りにそれなりの対象者の方がいたりしたらぜひ宣伝協力をお願いいたしますね!


ブッチャケ、今のところまだ申し込みがほとんどありません(笑)が、少人数のほうが来る人にとっては良いと思いますよ。一方的に解説するだけでなく、質問にもお答えしますし、できるだけコミュニケーションを取りながらやろうと思っていますので。


10月21日(日) 14時~17時
会場:㈱アイエス・フィールド
東京都港区芝浦4丁目16番23号 アクアシティ9F
代表番号:050-5846-6969

受講料:3,000円(+消費税)


※申し込み方法・会場アクセス等の詳細については上記の講座名のリンクをご覧ください。


よろしくお願いいたしますm(_ _)m



P.S. ういちさん特別出演のこちらもぜひご覧ください↓↓↓





ひとつ前の記事にリンクを貼った「勝SPA!」掲載の僕の意見を述べた記事 についてコメント欄でご意見を頂きました。

そこにコメ返ししようとしたら、文字数が多くなりすぎて送信できなかった(>_<)ので、ここ本文にてコメント返信させて頂きますね。


コメントをくださった「「ま」がつく名前」さんは現役で精神医療の現場に従事してらっしゃる方で、これまでもSNSを通じて何度も意見交換をさせて頂いております。

「ま」がつく名前 さん、いつもコメントありがとうございますm(_ _)m

以下↓がご意見に対する私の返信です。



>世間が「何でもかんでも依存症」にしてしまうことにメリットはある
>「底尽き前に自分の問題行動に気づける」チャンスが世間に浸透してきたこと

おっしゃりたいことはわかります。
が…

>ほんの数年前まで依存症業界でも「本人の底尽き体験が無ければ回復過程に繋がれない」というのが常識
>援助者側は、本人の底尽きを待ってました

そんなことはないです。それを「常識」としていたのは一部の「依存症業界」に過ぎません。

「底つき」という概念自体がそもそも曖昧です。その言葉を使っている人によって意味が違ってます。当事者が何をもって「底」と感じるかは人によって違います。第三者の判断する「底」の概念もバラバラです。

> ネットで手軽に「あなたの依存症度チェック」が出来る風潮がうまれ

手軽にそんな風潮になって良いものでしょうか?
SOGSやICD基準(や、その他それに準ずるいわゆる「依存症度チェック」)、つまり日本のギャンブル環境を考慮すると必ずしも適正な「チェック」とは言えないものを基にして煽るのは甚だ危険、と考える立場です、僕は。

>もちろん、「行き過ぎ」さんもいますよ

それです。そこが問題です。

「何でもかんでも依存症」にしたら、行きつく先は「日本人は全員依存症」です。かつて「共依存」という概念が拡大解釈され過ぎて一度崩壊したことはまさにそれに起因していると考えます。

>最近のギャンブル依存症(カルテ上は病的賭博と記載します)

医療の現場では今もカルテに「病的賭博」と記載しているのですか??
今年6月に発表されたICD-11にはもう「pathological gambling」という単語はなく、病名としてはDSM-Ⅴと同じ「gambling disorder」になっています。そこは少なくとも世界基準に合わせたほうが良いのでは?と考えますが。

(もっと言うと、日本の精神医療界固有の病名をつけたほうが良いと思ってます、私個人としては。)



支援する側にとってまず大切なのは、とにかくアセスメントです。「底」をついてるかどうかではなく、問題行動の原因がそもそもギャンブルなのかどうかを見極めるところから始めないと支援の方法の方向性も決まらない、と私は考えます。


>本当に「支援が必要な人」は、やっぱり本人の底尽き体験を待つしかないのが現状ですが


私個人の考え方としては、底つき云々が問題ではない。当人が本当に困っているかどうか、本気で悩んでいるかどうかです。

それをもって「底つき」と定義するのであれば、「底つき論」はありです。「底つき」かどうかは第三者が決めることではないと思っています。

現実には「底」をすっ飛ばして、自殺や犯罪をしてしまう人がいるわけで。「底つき体験を待つ」というのも方法論として間違っているのではないかと。

でも、社会的に「問題行動」か否かは第三者が決めることです。

問題行動を起こした時にそれをどう修復して社会復帰させるか、または起こしそうな時にそれをどう予防するか、ということを考えるのが支援者の役目なのではないでしょうか。



…というタイトルの記事を日刊SPA!(週間SPA!のWEB版)内の「勝SPA!」というコーナーに載せてもらいました。

僕のこのブログ記事を前から読んでくださってる方にとっては特に目新しい内容はありませんが。

「なぜ今こんなことになっているのか?」
「今一番危険視するべきことは何か?」

といったあたりの話の整理、とでも言いましょうか。前者の「説明」だけで文字数の約9割、後者(僕自身の主張)は約一割程度になってしまったんですけどね。。でもまぁ、主張を言うためにはまず問題の背景や前提条件を整理することが必要なので、これは致し方ないないところであります。

記事の最後に書きましたが、今一番危惧すべきは「このまま行くと本当に支援が必要な人に支援が届かなくなること」だと思います。



ぜひ読んでください。