私の健康法の一つにサウナがあります。
サウナの後で飲むビールが“生きている証し”である限りにおいては、
健康のためというよりは、むしろ、おいしいビールを飲むために
毎日サウナに行くほどの、サウナ中毒状態といえるかもしれません。
そして、このビールの冷え具合が重要で・・・
いやいや、今日はお酒の話ではなく、サウナのお話です。
■サウナの起源
サウナは約2000年前、北欧のフィンランドが発祥の地です。
白夜と厳寒の冬で知られる、厳しい環境のこの国で、
人々が身心の疲労を取り去るために考え出したのがサウナです。
最初は、食物を燻製にするための小屋で汗を流していたようですが、
「これは調子がいい!」ということで、
汗を流すための専用の設備が作られるようになったそうです。
日本では、1964年の東京オリンピックの時に、
選手村にサウナが設置されたのをきっかけに普及しました。
■サウナの効果
サウナは当然汗をかくことで老廃物を排泄するので
体調は良くなり、毛穴は大掃除されるので、肌もツルツルになります。
しかし、これは、スポーツや労働で汗を流す方がはるかに多いので
サウナにしかない効果とはいえません。
サウナには水風呂が付き物ですよね。
サウナ→水風呂→サウナ→水風呂→サウナ→水風呂
これは私のパターンですが、
これが、サウナ効果の真髄なんです。
人間は寒い時には熱を外に奪われないように、皮膚や血管をギュッと引き締めます。
これは、脳と自律神経のうちの交感神経が行います。
暑い時には、体の中の熱を外に発散させるために、血管や皮膚が弛緩し、毛穴が開き、汗が出ます。
これは、脳と自律神経のうちの副交感神経が行います。
昔の人は、夏は汗を流して働き、冬は寒さを耐え忍んできました。
だから、この「緊張と弛緩」は生活の中で行われ、
自然に脳も自律神経も鍛えられていました。
ところが、現代のわれわれの生活パターンではその調節機能が弱まり、
「自律神経失調症」などが増えているわけです。
そこで、サウナの出番が大きな助け舟となるのです。
つまりサウナのおかげで、暑さ寒さを一日のうちに何度も体験できるからです。
サウナを利用することで脳と自律神経は鍛えられ、正常に働き出します!
その上、血管も伸び縮みするので弾力性がつき、血行が大変良くなります!
その結果、当然からだの調子が良くなるというわけです!
但し、高血圧や心臓病などの方は注意が必要ですし、
サウナにダイエット効果を期待するのも間違いです。
それと、サウナの後のビールがいくらおいしいといっても、
飲みすぎには要注意ですよ!
私への自戒を込めて・・・
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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