昨日7月1日は、1日の長さが24時間1秒だったんです!
午前8時59分59秒と午前9時0分0秒との間に、
8時59分60秒という「うるう秒」が挿入されたのです。
これは標準時と地球の自転による時間のずれを調整するためなんです。
“なんかようわからんけど、一体どういうこっちゃ!”
世界の時間「協定世界時」は原子時計に基づく「国際原子時」と
地球の自転に基づく「世界時」の二つの時刻系が基になっています。
ところが、地球の自転運動はさまざまな要因で一定の速さではない。
そこで、「うるう秒」が必要となるのです。
つまり、世界共通の標準時は
数十万年に1秒しか狂わない原子時計に基づいて運用されていて
数年に一度「うるう秒」を入れて、
自転とのずれを解消しているというわけです。
これは、1972年から行われており今回が25回目。
だから、40年間で、25秒です!
日常生活の中で、秒単位の時間を意識することはそんなにありません。
“25秒じゃぁ、カップラーメンも出来ん!”
“25秒あれば、ボルト選手なら250メートルも走れる!”
“息を止めて25秒は、ちょっときつい”
感じ方は人それぞれだと思います。
そこで、質問です。人生100年生きるとすれば、何秒になるでしょうか?
1分は60秒で1時間は60分、1日は24時間で1年は365日、それが100年
60×60×24×365=31,536,000×100=3,153,600,000
4年に一度のうるう年が25回で2160,000
合計すると・・・31億5千5百76万秒!
たったの31億と感じるか、31億もあるのかと感じるか
これも、人それぞれです。
いずれにしても、この際ですから、
人生における1秒の意味を考えてみるのも一興かと思い
1984年SEIKOのラジオCMで出て、昨年テレビCMとして生まれ変わった
小泉吉宏さんの「一秒の言葉」という詩を紹介しておきます。
<一秒の言葉>
「はじめまして」
この1秒ほどの短い言葉に、一生のときめきを感じることがある。
「ありがとう」
この1秒ほどの短い言葉に、人のやさしさを知ることがある。
「がんばって」
この1秒ほどの短い言葉に、勇氣がよみがえってくることがある。
「おめでとう」
この1秒ほどの短い言葉に、幸せにあふれることがある。
「ごめんなさい」????
この1秒ほどの短い言葉に、人の弱さを見ることがある。
「さようなら」
この1秒ほどの短い言葉が、一生の別れになるときがある。
1秒に喜び、一秒に泣く。
一生懸命、一秒。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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