もう10回以上観たと思う。
今日、テレビで放映されていた。また魅入ってしまった。
確か映画館で、ベルイマン監督の映画を観たときに、次の封切映画の宣伝クリップで、
初めて、風の谷のナウシカの一場面に出会った。風の谷のナウシカ、というネーム
もジブリも、僕にはそれこそ全くなんの予備知識の欠片も無かったのに、これを
観なければ、という気持ちになった。そして、封切りを待って映画館で鑑賞した。
以来、レンタルビデオでも観たし、TV放送の録画でも観た。
本も買った。CDも持っている。(今、どこにあるか不明だが。)
それは、でも、自分だけのひそかな趣向だった。
後に、偶然親友が、大ファンである事を知るまでは、この作品が僕の大切な宝もの
であることは誰にも言えなかった。親友は、原画コンテ集すら蔵書していた。
今日、見ながら考えた。この映画を観ていると、なにがこんなに込み上げてくるのだろう。
“こみあげて”くるんだ。 泣きそうになる。悲しいとか、うれしいとか、つらいとか、感動
したとか、そのどれも全くあてはまらない。とにかく、泣きそうな気持ちが突き上げてくる。
何が、僕を揺さぶるのだろう。
心の底から魂を揺さぶるものは、、、勇気。
無謀だとかチャレンジ精神とか正義とか自己犠牲とか、
そんな説明染みたボキャブラリーとは一線を画した、、、、勇気。
悲しませたり、感動したり、有頂天になったり、心がとろけたり、
そんな、感受性の豊かさや脆さから惹き起こされる心の活動とは違う。
勇気。