もう10回以上観たと思う。

今日、テレビで放映されていた。また魅入ってしまった。


確か映画館で、ベルイマン監督の映画を観たときに、次の封切映画の宣伝クリップで、

初めて、風の谷のナウシカの一場面に出会った。風の谷のナウシカ、というネーム

もジブリも、僕にはそれこそ全くなんの予備知識の欠片も無かったのに、これを

観なければ、という気持ちになった。そして、封切りを待って映画館で鑑賞した。

以来、レンタルビデオでも観たし、TV放送の録画でも観た。

本も買った。CDも持っている。(今、どこにあるか不明だが。)


それは、でも、自分だけのひそかな趣向だった。

後に、偶然親友が、大ファンである事を知るまでは、この作品が僕の大切な宝もの

であることは誰にも言えなかった。親友は、原画コンテ集すら蔵書していた。


今日、見ながら考えた。この映画を観ていると、なにがこんなに込み上げてくるのだろう。

“こみあげて”くるんだ。 泣きそうになる。悲しいとか、うれしいとか、つらいとか、感動

したとか、そのどれも全くあてはまらない。とにかく、泣きそうな気持ちが突き上げてくる。


何が、僕を揺さぶるのだろう。


心の底から魂を揺さぶるものは、、、勇気。

無謀だとかチャレンジ精神とか正義とか自己犠牲とか、

そんな説明染みたボキャブラリーとは一線を画した、、、、勇気。


悲しませたり、感動したり、有頂天になったり、心がとろけたり、

そんな、感受性の豊かさや脆さから惹き起こされる心の活動とは違う。


勇気。

初めてiTuneで曲を購入した。

うっとり。

カラオケのレパートリーとしては悪くないだろ、と言ったら妻が、

「男の人が唄うのは、ちょっと?よ。」

そうかなぁ。


You Tubeでも、この曲が流れている。

曲の発表当時らしい森高。彼女の風貌だけでなく、エラく世の中が変わったなと、

ひとしおの感慨。15年の年月が、半世紀ほどにも感じる。