Amazonで紙の本だと¥1760サブスクのaudibleで課金なく聞くことができる。

しかも手がふさがっていても聞くことなので料理を作りながら、掃除をしながら、お風呂の中でも聞くことができる。

この本「食欲人」とても興味深い内容。食欲に関する様々な科学者たちの本当に気の遠くなるような地道な実験と考察、普通の生活を犠牲にした日々。それに生物相手の実験がお金がこんなにかかるなんて知らなかった。

それを長きにわたって努力を辛抱強く続け、ユニークな仮説を立てそれを証明しながら新たな事実を明らかにしていく過程が述べられながら食欲について書かれている、紙の本でいう「新書」サイズの本。

面白かった。字で読む方がきっともっと早く読む終わるけど、聞くのも楽しい。作業しながらゆっくり想像しながら、(場合によってはえぐいけど)内容が頭にすっと入ってくる。

聞き終えた感想で思ったことをネタバレにならない程度に言うと、タンパク質の摂取量が食欲を左右する。

どのくらいとれば健全な食欲となるのか。実際のところ食欲を抑えて痩せたいなと思う。その上で、維持したい、だから食欲に興味があった。

食欲をとおして必要な食物をとり、それは体が要求する栄養を満たす。

その内容と量は様々な生物の個体がその時々に必要とする微妙なバランスのとれた量である。