「あの芸人は1時間で
いくらぐらいギャラをもらっているのか」
――だれもが思う疑問だろう。
日刊ゲンダイが入手したギャラランキング紹介しよう。
まずは芸人のトップ5、明石家さんま、ビートたけし、
タモリ、笑福亭鶴瓶、志村けんである。
この5人をピックアップしたのは
NHKの出演ギャラが高いからだ。
NHKは紅白50回出場した
北島三郎のギャラが50万円程度で、
ギャラが少ないことで知られ、芸人の場合、
ダウンタウン松本人志が20万円~という
レベルだが、トップ5は破格なのだ。
まずタモリ。
NHKで今春から第4シーズンがスタートした
「ブラタモリ」の評判がすこぶるいい。
そのせいかギャラは100万円~と最高ランクである。
知的好奇心をくすぐるオトナの教養番組にもなっている。
街歩き番組は数々あれど、
教養を感じさせるのはこの『ブラタモリ』だけです」
(コラムニストの桧山珠美氏)
次に鶴瓶。
週間視聴率ランキングの上位に常に顔を出す
「鶴瓶の家族に乾杯」で、
NHKへの貢献ではピカイチだけに80万円~。
かつて下半身露出騒動で
民放を出禁になったこともある“問題児”だが、
今や押しも押されもせぬ、
国民的人気タレントに昇格といっても過言ではない。
鶴瓶と同額なのは志村けん。
17日、第2弾が放送されたコント
「となりのシムラ」は好評。
「フジの深夜『志村座』はおふざけのコントですが、
こちらは志村の真骨頂といえる本格的なコント。
オーソドックスだけど、
中高年にとって等身大のコントという感じで、
クスッと笑わせてくれる。
さんまとたけしは同額の50万円~だが、
2人ともレギュラーがなく、
NHKの出演がそもそもあまりない。
金額は暫定的なもので、出演OKになれば、
他の3人と同等になるのは間違いない。