日々のこと

日々のこと

女には2つの頭がある。
ひとつは天に近いほう、もうひとつは土に近いほう。案外、上のほうがいつも役に立たない。

気持ち悪がられる虫がいて、
誰かに押し付けずに引き受けた腐ったものを沈めて
混ぜた先に。
何か豊かなものが実ればいいのに。

年末年始は毎年恒例

家族の飯炊き婆と化している私。


カニ鍋作って

三つ葉と玉子、

片栗でとじてあんかけにし、

ゆでたそばに

締の年越しそばとしてぶっかけて食っていた。



そばを吹き出す前でよかった。

一瞬で目がうるんだ。



まさか一年の締め括り

紅白でチバの名前が聞けるとは。



献杯。