大分市観光大使:AKB48指原さんデビュー 故郷をPR
読売新聞
大分市出身でAKB48の指原莉乃さん(19)が2日、同市神崎のおさる館で市観光大使就任式に臨んだ。「メンバーを連れてくるならまずは別府温泉」など大分市大使としてアララな発言もあったが、旬のアイドルの発信力に釘宮磐市長は期待の言葉をかけた。
15歳まで同市で育ち、先月18日、大使第1号に任命。「メンバーには『大分って本州じゃなかったの』と聞かれたこともある。高崎山自然動物園やうみたまごなど市の魅力をしっかりPRしたい」と意気込んだ。
釘宮市長は手に白い模様がある1歳の雌猿に「名前を付けて」と初仕事を依頼。指原さんは「えー、むちゃぶりー」と笑いながらも自身の愛称から「さしこちゃん」と命名した。
出身の市立王子中で後輩約500人に就任あいさつ。生徒会長の首藤一斗さん(3年)らが「先輩頑張って」とエールを送った。
市はサイン入りたかもんぬいぐるみを10人に贈呈。はがきに住所、名前、年齢、電話番号を書いて、〒870-8504市観光課(住所不要)へ。18日消印有効。【土本匡孝】