スパットをイメージする
スパットと聞いて、一番身近なものとして思い浮かべるのはボーリングのスパットではないだろうか。18メートルほどの距離があるボーリングのレーン、手前1/4当たりにある▲マークのことをスパットと呼び、ピンよりもそのスパットを狙った方が正確に投げられると教わったものである。確かに遠くの目標よりも近くの目標の方が狙ったときの精度は高くなる。的までの距離が長いアーチェリーはもちろん、距離が近いダーツであっても目標はより近くにあったほうがいいのだ。ただ、ボーリングと的スポーツの違いは、スパットとなるべきモノが目に見えて存在しないということなのである。スパットをイメージするアーチェリーやダーツの矢が飛んでいく軌道をイメージしてみよう。その途中にスパットがあれば、そこを狙って投げれば的を射抜く精度はかなり上がるはずだ。ただ、言うことは簡単だが、実践するのはかなり難しい。無いものを作り出すのはそれほど簡単な事ではないのだ。一つの方法としては、目に見えるものを利用してスパットのあるべき場所をマーキングするというものがある。例えば、通常矢は放物線を描いて的に当たる。そのため、スパットを置くポイントとして一番簡単なのは、放物線の頂点である。なので、自分の目から放物線の頂点を見て、その時に見えるものをマーカーとして利用すると、スパットをイメージしやすくなる。イメージを体に植え付ける少しづつスパットをイメージ出来るようになったら、あとは繰り返し練習し、スパットと言う概念を体に植え付けることで、自分のモノとする。それが出来たら、恐らく的を射抜く精度はかなり上がるはずだ。最初はなかなかうまくいかず、挫折しそうになるかもしれないが、繰り返しトライしてぜひ自分のモノとして欲しい。