死後の世界の話 ① | SATANS KITTENS

死後の世界の話 ①


「死」というのは生きていれば必ずいつかは訪れるものです。
誰も「死」からは逃れる事は出来ません。
あなたも私も、今日死ぬかも知れないし、明日死ぬかも知れない、50年後に死ぬかも知れないし、あと100年生きるかも知れません。

「死」というのは予測できないものです。

私の父は前立腺がんを患い、長い闘病生活の末に昨年亡くなりました。
まだ61歳でした。
まさか本人も自分が61歳で死ぬとは思ってもいなかったはずです。
亡くなる1ヶ月前にも家族で出掛けていましたから。

よく「いつ死んでもいいように生きる」といいますが、人間である以上、未来の事を考えてしまうものです。
健康な人間は誰も自分が明日死ぬとは思っていないですからね。

父は、寝るのが怖いと言っていました。
今日寝たら明日は起きないかも知れないと。
いつ死ぬかも分からない状況で、死の恐怖と闘っていました。


ここからは本題である「死後の世界」について少し考えてみます。


死後の世界がどうなっているのか、生前に父とも話した事があります。
実際どのようになっていたのかを父に聞きたいのですが、その術がありません。
「死後の世界」がどうなっているのかは実際に死んだ人に聞かないと分かりません。

よく「臨死体験」といいますが、その臨死体験も生きているからこそ、脳に記憶されている。
つまり脳が作り出している映像なのかも知れません。
ただ、世界中で共通した臨死体験の報告が度々あるのも事実です。

死んだら「無」になるという考え方もあります。
これは宗教によっても異なります。
私たち日本人の場合、無宗教だとしても、死んだら無になるという考えを持つ人は少ないのではないでしょうか。


天国へ行く。

地獄へ落ちる。
輪廻転生する。

私自身、頭の片隅に「悪い事をした人間は地獄へ行く」という認識があるので、中々悪い事というのは出来ませんし、今はなるべく人に親切にしようと思っています。

島田秀平さんの動画をよく観るのですが、死後の世界ではポイント制があるそうです。
このポイントはどうすれば貯められるのか。
良い行いをして徳を積むという事ではなく、「新しい経験をする」という事だそうです。
新しい経験をする事によってポイントが加算されるそうです。
確かに、大人になると新しい経験なんてそう無いですよね。

面白い話があります。
子供と大人の感じる時間の流れの早さが違うのは、常に新しい、新鮮な経験をしているかどうかという事に関係するそうです。

確かに、子供の頃は時の流れがゆっくりだったような気がします。
それに比べて大人になると1年があっという間で、今年ももうあと4ヶ月を切りました。
この前正月だったのになんて1年中言っているような気がしますね。

新しい経験は大抵子供の頃に体験します。
大人になると、その経験の応用ばかりになります。
基礎的な事は全て子供の頃に完結します。
生きている中で、過去に経験した事ばかりになると、時間の流れを早く感じる事があるそうです。

この「新しい経験をする」という事で、死後に貰えるポイントが決まるのだと聞きました。
このポイントで死後の世界の暮らしが決まるのですかね。

今回はこの辺で。
まだまだ続きますよこの話。