富士山 北口本宮富士浅間神社 参拝 パート3
本殿右奥に西宮があります。
こちらはアマテル、トヨケ、そして大物主を祀っています。
豊受大神は天照大神の親神であるという話もあります。
そのつもりでしっかりと御参りします。
子安社には伊邪那岐と伊邪那美が祀られています。
伊邪那岐は黄泉の国へ行ってしまい姿が変わった伊邪那美に色々な物を投げたりして逃げ帰って来ましたが、こうして一緒に祀られるというのは、どう思うでしょうかね。
下諏訪社には事代主が祀られています。
事代主は出雲系ですね。
大国主の子供で、国譲りの話で出てきます。
こちらは諏訪神社拝殿です。
諏訪神社には建御名方が祀られますが、建御名方も大国主の子供で、国譲りの神話に登場します。
武甕槌達に追われ、信濃の諏訪まで逃げ、その地に祀られたという話です。
武甕槌達に果敢に挑みましたが、敗れたのです。
武甕槌は東国の神なので、うちにも祀ってありますが、こういう話がある事も忘れてはいけませんね。
こちらは三殿社と三神社です。
三神社には八坂神社に須佐之男、春日社に天児屋根、東照宮に家康公が祀られています。
こちらの三殿社には秋葉社に火遇突智(この字は違和感がありますね) 厳島社に市杵島姫、疱瘡社に大名持、大名持とはオオナムチ、すなわち大国主の事ですね。
大国主になる以前の名で、オオナムチやオオナムヂ、オオアナムチと呼ぶ事もあります。
こちらは神馬舎です。
やはり山梨側の浅間神社には馬が祀られています。
鳥居側から順にいきます。
最初は天満宮です。
学問の神、菅原道真です。
続いて国津神社です。
こちらは国津神が祀られています。
そして天津神社ですね。
天津神が祀られます。
次は愛宕社です。
火結神が祀られています。
火結とは火の神 迦具土です。
好きな神様です。
迦具土も凄く可哀想な神様で、伊邪那美は迦具土を産んだあとに、その火で火傷を負い亡くなってしまいます。
それに激怒した伊邪那岐が迦具土の首を刎ねてしまうのです。
神話というのは、時にこのような酷い話もあります。
神も元は人間だったという事ですね。
次に日隆社です。
こちらには高皇産霊神が祀られています。
こちらは日枝社です。
大山咋が祀られています。
そしてこちらは倭四柱社です。
ここらへんは神話に登場する神ではないですね。
パート4へ続く