大甕神社 参拝 パート1
さて、駐車場から少し歩いて大鳥居があります。
マップではここにも車を停められると書いてあるのですが、そういう雰囲気ではなかったです。
楼門は新しく建てたものか建て直しなのか、出来たばかりで、この日も工事業者が入っていました。
まさかこれが最後になるなんて、思いもよりませんでした。
きっと歩くのもやっとだったのかと思います。
ガンが首にも転移していて、この直後から急激に容態が悪くなり首は動かせなくなりました。
神社参拝で何か失礼をしたのかなと、しきりに言っていました。
由緒書きです。
主祭神 建葉槌命
地主神 甕星香々背男 またの名を天津甕星
とあります。
香々背男は天津神なのです。
建葉槌は武甕槌と経津主によって香々背男討伐に派遣された神ですね。
要は国を統一する時に、唯一従わなかったのが香々背男という事で、それを服従させたのが建葉槌だという事だと思います。
何らかの条件を出したのか、それとも力で捩じ伏せたのかは分かりませんが、最終的には香々背男も天孫族に屈したというわけです。
ただ面白いのが、香々背男も「天津甕星」という別名を持つところです。
この「天津」とは天や天界という意味であり、天津神であり、天津神とは高天原にいた神という意味があります。
という事は、武甕槌や経津主と同等に、高天原出身の神だったのではないかと考えています。
しかし、天津神である香々背男はなぜ葦原中国平定に最後まで反対したのでしょうか。
本殿は岩山を登った所にあります。
父は足がダメだったので、自分とチビが登ってきました。
更に上です。
こんな鎖に掴まらないと登れない場所です。
やっと到着です。
しかしまたなんでこんな場所に。。。
建葉槌命が祀られています。
下に降りて拝殿です。
この日は他に二社を回ったので、長居は出来ませんでした。
パート2へ続く