筑波山神社 参拝 パート2
そして大きな拝殿があります。
筑波山神社は山自体が御神体となっているので、筑波男大神に伊邪那岐尊を、筑波女大神に伊邪那美尊を祀っています。
既に男体山、女体山での参拝を終えているので、本来はこの拝殿での参拝は省略してもいいのですが、無事に下山出来たという事で、ちゃんと参拝しました。
御祭神として、伊邪那岐、伊邪那美と書いてあります。
そして、摂社として天照大神、素盞嗚尊、月讀尊、蛭子尊が祀られています。
蛭子(ヒルコ)を祀っているのがいいですね。
蛭子は伊邪那岐と伊邪那美の国生みの際に第一子としてお生まれになる神様です。
なので、天照大神よりも上の神様です。
蛭子=七福神でお馴染みの恵比寿様(蛭子様)という説もあります。
そして、月讀尊を祀っているのもいいです。
なぜかは分からないのですが、前から月讀尊には何か縁を感じてしまうのです。。。
月讀自体、三神の中でも神話であまり登場しない神様ですので、天照大神や素戔嗚尊と同じ規模で祀られている神社は少ないです。
それでも、「月讀神社」という神社もあります。
そして拝殿右側には日枝神社と春日神社があります。
日枝神社は大山咋神を、春日神社には武甕槌神、経津主神、天児屋根神、比売神が祀られています。
武甕槌や経津主は非常に東国には関係が深い神様ですからね。
うちの神棚にもお祀りしています。
日枝神社と春日神社の本殿の中央に拝殿があり、ここで両神社を参拝します。
これは御神木ではないのですが、日枝神社、春日神社の脇にあります。
御神木の樹齢は800年程だといいますが、こちらの木の樹齢も相当だと思います。
こういう木を見ると、「この木は全てを見てきたんだな」と何とも言えない気持ちになりますね。
それこそ大戦も見てきている訳ですからね。
それは凄い力が宿っているはずですよ。
そして少し奥には愛宕神社があります。
こちらも僕が好きな神様、火の神 迦具土が祀られています。
神話では、迦具土を産んだ時に火傷によって伊邪那美は黄泉の国へ行ってしまうわけです。
要は、亡くなったという訳です。
それに怒った伊邪那岐が、迦具土を斬り殺してしまうのですね。
神道、神話というのは仏教とはまた違って、結構 殺し殺されが出てきますね。
結局、蛭子も迦具土も親の愛を知らず、生きる事を許されなかった神ですね。
紅葉が綺麗でした。
赤ちゃんが楽しそうで和みました。
どうやらこの辺りに厳島神社があったようなのですが、見落としてしまいました。
やはり案内図をしっかり確認してから参拝すべきですね。
参拝を終え、随身門を出ます。
この隣に御神木があったようですが、ガマの油売りがいて確認出来ませんでした。
こちらは御神橋という橋がかかっています。
この橋は特別な日のみ渡る事が許されると書いてありました。
残念ながら渡ることは出来ませんでした。
そしてこちらが二の鳥居になるのでしょうか。
こちらが一の鳥居でしょうか。
巨大です。
こちらが常陸国出雲大社と筑波山神社の御朱印です。
そしてこちらが男体山本殿と女体山本殿の御朱印です。
どれも社務所で頂けますが、本殿の御朱印に関しては、参拝してきたかを確認されます。
もしかしたら実際に本殿参拝をしないと頂けないのかも知れませんね。
筑波山についてもう少し書きたい事があるので、それはパート3で。