父とガンと僕 memories 6 (醤油) | SATANS KITTENS

父とガンと僕 memories 6 (醤油)

前立腺がんで父を亡くした息子が書くブログ、父とガンと僕 6回目です。
どうぞ宜しくお願い致します。



さて、前回は塩のお話を書きました。

やはり塩と同じように頻繁に使用する調味料に醤油がありますね。

塩もそうですが、醤油もそれ単体で使ったりもするので、より良い物が好ましいですよね。

そして何より美味しい方がいいですよね。


前回の塩も今回の醤油も、父にも使わせてたものになります。

この「醤油」も、色々調べて比べて探しました。


まず結論というか、うちで実際に使っている醤油は何なのかというと、我が埼玉は川島町にある笛木醤油という蔵元の金笛丸大豆醤油という物です。


前回のブログでも書きましたが、まずは天日塩を使用して作られている醤油に限定して探しました。

そして、たまたま見つけたこちらの醤油が、地元埼玉県にて作られている事を知りました。


そして調べていくと原料には、有機丸大豆、埼玉県産小麦、天日塩が使われていると書かれていました。

ただし、有機丸大豆はカナダ産、天日塩はメキシコ産を使用との事。

水は井戸水を浄水した物を使用しているようです。

そして添加物は一切不使用と書かれています。


成分表は次の通りです。



因みに、キッコーマンの特選丸大豆醤油と比べてみました。


こちらがキッコーマンの特選丸大豆醤油の成分表です。

これはこれで良さそうですね。

こちらは大豆はアメリカ産、塩もアメリカ産との表記があります。

小麦については記載無しでした。

食塩相当量も、キッコーマンは15ml換算なので、約6.6倍で16.5gと、金笛醤油と同じになります。


キッコーマンの工場も比較的近所なのですが、前を通ると醤油の香りが漂ってきます(笑)


原材料が違うだけで、どちらがいいのかと言われれば、どちらも良いですよとなります。

ただ、僕は天日塩使用に拘ったので、金笛にしました。


しかし、気をつけなければいけない事が一点。

キッコーマンでも特選丸大豆醤油であれば特に問題はないかと思いますが、良く売られている安い物は危険かも知れません。

それは、原料に「脱脂加工大豆」という物が使用されています。

この「脱脂加工大豆」というものは、なんでもヘキサンという溶剤に漬けて科学的に大豆から油分を抽出した後の残りカスだといいます。


これは非常に良くないです。


実際に環境省の資料にて、このように書かれていました。

「食用油脂抽出溶剤及び接着剤溶剤、塗料、インキなどの各種溶剤である」と。


おい!!!!!

シンナーと同じか!?

溶剤というのは字の如く、物を溶かすという性質を持った物です。

しかも、接着剤や塗料にも使われている物です。


僕は車イジりをしたり塗装をしたりするので、シンナーやアセトンはよく使います。

ミストを吸い込むだけで良くないのに、こんな物を摂取し続けたら、そりゃガンにもなりますよね。

本当に世の中恐ろしい食品だらけです。


Wikipediaの情報

どうやらベンジンの主成分らしいです。。。


こんなものに大豆を漬け込んで油分抜きをするというのは、どんな発想ですか。

きっと、これを知っている人達は実際には自分では買わないでしょうね。

毒を摂るようなものです。


ただ前にも書いた通り、現在は色んな食品が売られているので、原価を抑える為にこのような加工品を使って作られている食品が溢れ返っています。

レストランでも同じです。

全く口に入れないという事は不可能ですので、程々にしましょう。

かえってストレスを溜めても良くないですからね。


次は減塩醤油について書きます。

ではでは。