シボレーエクスプレス 電圧降下 原因究明 ⑤
オルタネーターは凄く面倒なのです。。
まあ、テンショナーやアイドラプーリーを外してるので作業的には変わる事はないのですが(笑)
いつもベルトを掛け直すのに大汗かきになるので、今回はベルトをフックとロープで吊るして下に落ちない様にして作業しました。
こんな感じでオルタネーターとほぼ同じ高さまで釣り上げました。
しかし結局失敗して、ウォーターポンプからベルトが脱落し、物の見事に全て外れてしまい、バランサーから何から掛け直す羽目になりました。。。
無事オルタネーターを摘出しました。
この後ろに付いてるのがポジティブ端子です。
俗に言うB端子というやつです。
ここからバッテリーへ繋がっています。
端子もナットも汚れているのが分かります。
これも抵抗になりますね。
オルタネーター側が正しく発電してても電気の流れ道が詰まっていたら正しく流れないですからね。
そしてオルタネーターを取り付けるこのブラケットがGNDになっているようです。
ここが汚れていたらポジティブ端子を綺麗にしても何の意味もありません。
矢印が前側に向いていますが、どういう意味なのかは分かりません。
基本的にこのブラケットはエンジンブロックに留まっているので、そこからバッテリーのマイナスへ配線されています。
なのでブラケット全体がアースポイントになってるハズです。
しかし、エンジンブロックへの取り付け部分が汚れていたりすると良くないので、後にアースケーブルでバッテリーと繋ぎます。
オルタネーター側のポジティブ端子を磨きました。
もちろんナットも磨きます。
これはワイヤーブラシを使うと良いです。
ワイヤー側の端子も磨きます。
飛び出ているワイヤーもパーツクリーナーで汚れを落としましたが気休めかも知れません。
本当は切断して新しいワイヤーに端子を圧着した方が効率が良いです。
オルタネーターをブラケットに取り付けるボルトも磨きます。
これさえも電気が流れているからです。
オルタネーターのポジティブ端子以外は全てネガティブになっているので、全体に電気を帯びていると考えた方がいいかも知れません。
全て磨き終えたらコパスリップを塗り、接点の隙間を埋めます。
グリスを塗っているのでスルッとすんなり入りました。
前にオルタネーターを交換した時の苦労は何だったのかと思います。。。
ボルトにもコパスリップを塗り、隙間を埋めます。
そして、自作の室内電源ボックスの主電源を室内ヒューズボックスのポジティブから引き直しました。
あまりバッテリーから直であれこれ取り出すと良くないようです。
この作業をしてから数日が経ちましたが、一度も電圧降下が発生していません。
やはり、オルタネーターが原因だったのか、ヒューズボックスが原因だったのかは分かりませんが、次はアーシングをして、ネガティブ側を強化しようと思います。
終わり