シボレーエクスプレス 電圧降下 原因究明 ④ | SATANS KITTENS

シボレーエクスプレス 電圧降下 原因究明 ④

次に着手したのはヒューズボックスです。
ここにバッテリーからのポジティブ配線が来ています。
室内はともかく、エンジンルーム内のヒューズボックスはかなり汚かったです。


この2本がバッテリー直結のポジティブ端子です。

2本ありますが、プラスマイナスではありません。

片方は室内のヒューズボックスへ繋がっています。

見ての通りの汚さで、これはかなりの抵抗が生まれているのだと思います。


パーツクリーナーで汚れを落とし、端子をペーパー掛けして綺麗にします。

例えばですが、水をかけたとしてもそこに電気を流さなければ問題ないので、水と洗剤でも大丈夫です。

しかし、しっかりと拭き取らないとショートします。

ペーパー掛けをする時にどうしても水を使うので配線や端子は濡れます。



ボックス側の端子も磨きます。



磨いた後は接点の隙間を埋める為に導電性のあるグリスを塗ります。

いつものようにコパスリップです。

これはブレーキパッドにも使えるので凄く便利です。



両端子を磨いてグリスを塗り元に戻します。

簡単な事ですが、これだけで電気の流れが良くなるのです。

実際、この後から電圧降下が少し収まりました。



続く。