VF-111 サンダウナーズ のお話 | SATANS KITTENS
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VF-111 サンダウナーズ のお話
自分が好きな飛行隊の中にVF-111 SUNDOWNERSという中隊があります。
アメリカ海軍の飛行隊ですね。
CWU-45Pもこの飛行隊仕様にして着ています
今回、実際にVF-111に所属していた人達に凄く貴重な話を沢山教えてもらえる機会が出来ました。
自分が日本人だという事を知ると、皆さん意外と歓迎してくれます。
みんな日本が好きなんですね!
まず、VF-111のスコードロンマークは沈みゆく太陽に2機のヘルキャットが爆撃をしている絵です。
日本は日出国なので、爆撃によって太陽が沈むという事は日本を倒すという意味だという話があります。
その昔、サンダウナーが空母タイコンデロガに配属されてF-8クルセイダーを運用していた時代の話で、日本に来た時に他の飛行隊は堂々とマーキングを出したり、掲げたりする事を許可されていたにも関わらず、サンダウナーだけは許可されず、全てのF-8をハンガーデッキに置くように、また甲板上にあった1機に関しては、尾翼の旭日も全て覆い隠すように命じられた他、スコードロンパッチも外す様にとの命令が出たらしいです。
それは太平洋戦争終結(1945年)からまだ24年しか経っていない頃だったとか。
なんでそのような事を命じられたのかと聞くと、きっと政治的な意味で、日本の機嫌を損ねないようにする為だよと教えてくれました。
20年以上は経過していましたが、確かに当時はまだどこかで「憎き米軍」という意識があったのかと思いました。
それが1969年の話でした。
それから10年後の1979年の話も別の人から聞きました。
1979年に空母キティホークが横須賀に入港する際、サンダウナーはキティホークに載っていたらしいのですが、その時も日本に敬意を払うという意味で、戦闘機に描かれた旭日を全て隠すというような事を命じられたようです。
恐らく描き直したという様な事だと思います。
1979年という事は、既にF-14トムキャットを運用してた?と聞くと、それがトムキャットとの初めてのクルーズだったよ、彼はまだ工場から出てきたばかりの綺麗な機体だった。と教えてくれました。
それを聞いて何だか体がゾワゾワしました。
1979年はまだ自分は生まれていなかった時代で、あの大好きなF-14トムキャットが新品の機体で横須賀に入港して来たんだなと思うと何だか感慨深いものがありました。
自分は子供の頃に観たTOPGUNに憧れ、F-14トムキャットを好きになったんだと伝えました
サンダウナーを載せたキティホークは4日間だけ日本に立ち寄り、出港したらしいです。
その4日間が、海軍にいた20年間で唯一の来日だったよと思い出を語ってくれました。
やはり、そういう経験や歴史を聞く事は凄く勉強になり、自分の知識にもなるので、凄く楽しいです。
昔話が大好きなので、これからももっと話を聞いて勉強していきます。
ではでは。
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