木曜日で、ついに静岡での仕事は終り。

金曜日は引越し準備、今日は荷物の出荷、そして明日長野へ移住します。
今夜が最後の静岡です。


さて、引越し屋さんに頼まなかった荷物がいくつかあります。

釣竿とギター、ファンヒーター。

で、その釣竿を見ていると、今更ながらグラス率高いことを思い知らされた^ ^;


実家では、物置と釣り部屋(!)の2箇所に竿をしまっていたんですが、今日は釣り部屋にあったグラスロッドを写メってみました。


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フェングラス3本。
7ft6in 5番、8ft6in 7番、9ft 7/8番。
この中で、管釣りで7番、コイ釣りに7/8番を良く使います。
まぁ、これらは基本中の基本みたいなものですが、

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知る人ぞ知る、フェンウィックのブランクを使用したジャパンビンテージ。
ダイワUSA ファントム。
7ft3in 4番、7ft6in 5番、8ft 6番。
正直に言うと5番はフェンよりも好きです。

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このシースルーブラウンのブランクとさりげないダイワのロゴ。
例えば、昔のウィンストンやラスピークに負けない美しさがあると思います。


このダイワUSAファントム、グラファイトもフェンで、しかもHMGブランクなんですよ。
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8ft 4番、9ft6in 9番。
9番はエクステンドバットが付いていて、今で言うスイッチロッド風です。
この9番は、その番手からしてスチールヘッドでも狙うんでしょうが、パーツは??って思いたくなるようなチャチさがあるんですが、4番は実践的。
やはりヤマメを釣る日本人が考えた竿だけあり、セージのLLシリーズを髣髴させるアクションです。

もういっちょ、ジャパンビンテージ。
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上がウエダのスーパーパルサー8ft6in 5/6番。
下がダイワのジェットライン6ft 5番。
意外とコスメが上品なウエダは良く見るからいいとして、後者のジェットラインがなかなかオツ。
短竿で5番。。。4番ライン入れてヤブ沢で、マゾ的に管釣り遠投に。。。趣を味わえる竿です。
この2本はちょっとティップが重くて、収束性が悪いのがタマにキズです。

派手なコスメにも注目。
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40年ほど昔のダイワのマーク。カッコいい^ ^


では、アメリカの竿に戻りますね。野池が似合うB級なヤツら。
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上からイーグルクロー(Made by Wright&Mcgill)6ft 6番、バークレー パラメトリック 7ft6in 6番と7ft 4番。
イーグルクローは茨城時代にバス釣り by フローターでよく使ったとてもパワフルな竿。
少し長めがいい時は、特殊なフェルールのお陰で込みは甘いがキレイに曲がるバークレーを。

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この金属製のラベルがかっこいい!
フローターに乗ると、コイツが剥がれたらどうしようと心配でした^ ^;


アメリカの定番をもう一つ。
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シェイクスピア ワンダーロッド、7ft6in 6番を2本。
実はもう一本、赤いスレッド巻きのメタルフェルールバージョンも持っています。
このロッドはメチャメチャチープ系なので、今までは安く手に入るほうでした。
でも、備前さんが実釣で露出するようになってから、皆さんがその実用性に気付いて、グングン値を上げてきています。
2本のうちの一本(コンディション悪い方)なんかは、4年前に1,200円で買えたんですよ!
それが今では、3万円切ることは珍しくなりました。



では、そろそろ日本の竿。いわゆる「ブティックロッド」的なモノにいきます。
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この辺から、やっとヤマメ釣りに連れて行けそうなスペックに。
6本継ぎのマルチピース軍団。
上から、喜楽の7ft6in 4/5番、佐々野さんビルドのラミグラス(ハーディー調)8ft 4番、同じく佐々野ビルド ラミグラス(メリケン調)6ft6in 3番。
この3本は、ダイワの4番のように、本当に実践的に渓流で使うことがある竿です。
特に短い3番は、ここのところご無沙汰ですが、小さな里川の探り釣りによく使ってきました。
この3本はマルチピース特有のパワーと、元のブランク性能の良さから、グラスとは思えない振り味です。

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上からノリエさんの8ft6in 2/3番、アキスコの7ft6in 2番、コータック アルファード 7ft 3番。
この3本は、グラスを振りなれない人にはかなりツラい、ボヨンボヨンアクション。
でも、こう言った竿こそ、適切なラインを選択してアークを小さめにゆっくり振ると、パワフルなループができます。
振り幅とホールのタイミング次第で、いろんな形のループが作れるから、大きなドライやニンフの釣りにも応用が利きます。

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コータックの竿は、ハゼorキス釣り用に無残に改造された状態で入手しました。
なんと300円でした。
家に転がっていたパーツで、見た目をウィンストン調にリメイクしたのですが、リールシートのエンドキャップがなかったんで、ちょっと遊んでみたんです。
家に転がっていたPEN FIELDのハンティングジャケットからボタンを拝借。

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これも振りづらさの極地、ノリエさんのフレックス・テイラー 8ft3in 3番。
スピゴットとスリップオーバーを4本継ぎの中で使い分けています。
これでヤマメを釣ると、ものすごく楽しいです。


と言うことで、物置にはあと5本くらいあるんですが、今日はここまで。

お気づきの方がいると思うんですが、定番的なアメリカの竿、ヨーロッパの竿が少ないんです。
コンディションの割に法外に高いから止めてるんですよ。

今は「ブーム」になっちゃってるんで、じっと待つ時期だと思ってます。


で、渓流の盛期に突入しようとしている今、ヘンタイな僕だって、こんな竿ばかり使ってるわけじゃなく、やはりグラファイトが本命なんですが。。。
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渓流釣りで竿を2本に絞れと言われたら、この4本継ぎの2本になるでしょう。
上が佐々野さんのフォレスター8ft 4/5番。僕的にはDT3Fを乗せます。
下がかなり古いスコットのパワープライ8ft 4番。
この2本があれば、絶対どうにかなります。

これ以外にも、オービス ヤマメスペシャル、オービス タイトループ、ウィンストンの5番など捨てがたい竿もありますが。。。


さて、明日は7時発で長野に向かいます。

今夜はこのへんで。