キャンディー系ミノーを巻くつもりが、どうしても頭を離れない。
ビッチクリーク。

まず、「売春婦の渓流」って言うんじゃなくて、本当にあるのかもしれない。
Bitch Creekが。故郷があるのかもしれません。

そこで、7月にアメリカで買ったROAD ATLASやGoogle Mapを見てみる。
そしたら、見つかったんですよ!

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Google Earthにて。
ご興味ある方は、ご自分で検索してみてください。
文献にはモンタナだと書いてあったのですが、実際はアイダホ タージー国立森林公園と言う場所にあります。
でも、いわゆる広義のイエローストーンの南側、モンタナ・アイダホ・ワイオミングが接しているエリアですから、まぁ、ここが発祥であることは間違いありません。

で、さらにウィキってみたんですよ。
  ↓
Bitch Creek(英文)

ここに、気になる記述がありまして。

「名前はフランス語の単語 "BICHE"(雌を意味する)が由来であると言われ。。。」

あらら、売春婦じゃなかったんですね。
と言うより、bitchと言う英単語は、フランス語では生物学的なメス(英語でいうfemaleみたいなイメージ)なんでしょうね。
(フランス語はまったく分からないので、間違ってたらスイマセン)

きっとこの辺りにはフランス系の方が入殖したんですかね。

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はい。
これが実際のビッチクリークです。普通の川ですね。
ニジマス、カットスロート、そんな魚が釣れるアメリカ西部らしい渓流。
イエローストーンに遠征に行くなら、有名どころではなく、こんなところへいくと通ですね。
「俺はBitch Creekで20インチのレインボー釣ったぜ!」
なんて、カッコいいじゃないですか。


さて、
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フライパターンであるBitch Creek Nymph、コイツの両親。


お父さん。
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ベテランのフライフィッシャーマンにはチョー懐かしの一品。
モンタナニンフ。
シェニールの使い方、全体的なフォルム。
コレが一つであることは間違いない。
地元がモンタナだから、ほぼ同郷ですね。

お母さん。
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ガードルバグ。直訳すると、ガードル履いた虫けら。
シェニール、ラバーレッグ、共通点アリアリ。
これはれっきとしたストーンフライニンフのイミテーションで、ミネソタ辺りの五大湖に注ぐ渓流で使われてきたものだそうです。


意外と簡単に出会い、誕生したんですね。


ところで、この頃師匠の大きなニンフには、みんなラバーレッグが。
特にニジマスやイワナはラバーレッグが大好き。
そして、鱒用のこれらのフライはバスにもすごく効く。
もしかしたら、海でもいいかもしれない。
ストーンフライ、カディス、ひょっとするとエビに見えるのかもしれない。

ということで、ガードルバグを発展させてみました。

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現実的にはこんな感じですかね。
まずボディーはダビング材にします。
シェニール止めると落ち着きますね(笑)。
ハックルにパートリッジ。
ウエッブごと巻きとめてゲジゲジ感をかもし出します。
バーズネスト・ニンフ的な手法です。


で、1つだけちょっと小さく遊んでみます。
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ハゼ釣り師にはおなじみの発光玉をフライに投入!

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カディスピューパを暗示してるつもり。
踏切の竿みたいなラバーレッグもオツです。

ということで、この2日間でニンフにシェニールとラバーレッグ。
この秋からのニジマス釣りで投入したいですな。