じゃ~んっ
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マーク・ぺティジャンのタイイング・バイス!
先月号のFly Fisher誌に特集で載っていると思いますが、アレです。
日本で正規輸入が発売されると噂で聞いた時、絶対買う!と決めていました。

ちなみに、僕のバイス遍歴。

初めてのは、トンプソン。これは今でもタマに使います。
ミッジサイズの針を挟みやすいから。

次がHMHのスパルタン。
ウエットに目覚めてから大きな太い針を使うようになって購入。
針のサイズを選ばないのがgood!
これはメインとして12年間使ってきました。

途中で中古で買ったマリエットも持っています。
これも精度が高く、小さなフライを巻きやすいバイスです。

そして、これ。
実は資金を取っておいて、大枚はたきました。
とは言え、一番高いものではなく、ぺデストリアル専門のもの。
やっと買えたロータリーバイスでもあります。
一生物にするつもりで使います。

(実は3ヶ月も使ってるんですが。。。)


では、細部を。


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意外とそっけない感じのベースですが、大理石のような模様が。
つや消し気味の表面なので、目が疲れないです。
そして、今まで使ったバイスの中では、一番重いベースです。

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このレバーを軽い力で倒すだけで、がっちりと針を固定します。
この軽さはマリエット並みですね。
HMHは「よいしょっ」という感じでしたね。

その理由は、メカの精度の高さ(さすがMade in Swiss)。
先端の閉じ具合の微調整もかなり細かい。
ここら辺は、結構大雑把でいいHMHの逆ですね。

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そして、付属のレンチ代わりのピンで、各所を強力に締め付けます。
ピンを穴に入れて締め付けられる。。。というのは実に合理的で、
六角レンチの時のように、ねじを壊す恐怖がありません。

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またこれがすごいのが、逆側でいつでもチューブフライが巻ける!
滅多にチューブフライなんて巻かないんですが、一応HMHの
アタッチメントは持っていますし、時々巻きます。
そんな専門用具とまったく遜色ありません。

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ホルダーもいっぱい標準装備。

こうやって考えると、僕のようにいろんな釣りをして、いろんな
フライを巻く人にはとてもオススメです。

僕は「メカとしての完成度」に惚れこんで購入しました。
自動車やバイクを買う感覚に近いかな?
決して安くはありませんが、いい買い物でした。


で、皆さんにタイイングの様子を。
少し笑いも交えて。
久しぶりに鱒釣り用のドライフライを。
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これ。百均で衝動買い。
マイクロファベッツやバーサテール。。。あの辺とまったく同じ(笑)。

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グレイフォックス風。
テールは、百均ペンキ刷毛ですよ!
じぇんじぇんOKでしょ。

っていうか、ドライフライだけ巻いてるとロータリーバイスのメリット
感じないんですが。。。
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こんなポリウイングを使うとき、ポストの根元が下から見えてる。。。
なんて失敗良くありませんか?
一回くるっと回して下を確認できるのは、大きなメリットかと。

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ウエノヒラタカゲロウ_スピナーをイメージしてみました。

もちろん、
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こんなスロートハックルを豪華にしたウエットも巻きやすいですね。
あっ、これもテールは刷毛です^ ^

これから巻くフライは、ほぼ100%、このマーク・ぺティジャンの
バイスを使う予定です。