さて、1ヶ月にわたって書いてきたアメリカネタも最後。

僕の大好きな世界三大都市、サンフランシスコの話。
今回はサンフランシスコ市内に行ったことがない2人を連れ、
真っ当な観光をするということで。

前日に若僧君から、
「JoeJoeさんが案内してくれると思って、ツアーは予約してないっす」
とのこと。
ただ、僕の英会話力では若干不安。

そして、今回はM嬢がいるんでアホな場所(アメリカン トリプルXな
アダルトショップや、プレイガールが踊るストリップ劇場)なんて
行けない。

ちゃんとしたところに連れてかなきゃね。

リクエストは、
① フィッシャーマンズ・ワーフでカニとクラムチャウダーでビール
② ケーブルカーに乗る
ってことで。


サンノゼのホテルを出発し、駐車場としても手堅いSFO(サンフランシスコ
国際空港)へ向かいます。
$JoeJoeの隠れ家-SFO
僕は、この空港は迷子リスクが少ない、いい空港だと思いますね。
(最悪は羽田)

BARTなる地下鉄チックな電車で、サンフランシスコ(以下、SF)の
ダウンタウンへ。
$JoeJoeの隠れ家-bart
実は、これまでSFに来るときは、街中のレンタカー屋で乗り捨てる
パターンだったので電車に乗るのは初めて。

地上に出ると、
JoeJoeの隠れ家-downtown2

JoeJoeの隠れ家-downtown1
うっ、寒い。
気温は約15℃。
SFは肌寒い街だということを忘れていた。
サンノゼや空港ではまったく気付かなかった!

ここで、問題発覚。当日の服装。
$JoeJoeの隠れ家-me
もう、フードをかぶって、ネズミ小僧と化すしかない!

で、タクシーを拾って交渉。
① GAPみたいなファストファッションのお店に寄ってくれ
  (防寒着を買う!)
   ↓
② ハイツ・アシュベリー経由でツイン・ピークスへ
   ↓
③ ゴールデンゲートパーク経由で金門橋へ
   ↓
④ 海沿いを走ってフィッシャーマンズ・ワーフで開放
なお、僕達は80ドルしか払えん。
(多分、相場)

英語が下手な(ややフランス訛りな)運ちゃんと3分交渉の上決着。
ユニオン・スクエアを出発!

GAPではないけど、それ風のお店でボアフリースのジャケットも
入手。ゲイやレズビアンの都、ハイツ・アシュベリーの名所を
社内から見物しながら、ツイン・ピークスヘの山道へ。
(運ちゃんと、片言の英語でホモ話で盛り上がったのは言うまでも
ない)

そして、愕然。
JoeJoeの隠れ家-twinp2

JoeJoeの隠れ家-twinp1
美しいSFの街並みが一望できるところなのに、超ガスってます。
ヨセミテで滝に水が無いときも、SFが肌寒いのも、みんな若僧君の
日頃の行いのせいにしてきました。
またも、M嬢はSのように若僧君を責めます。
若僧君はまんざらでもない様子(夜の彼はSですが。。。)。

しゃぁないね。ゴールデンゲートパークのど真ん中を通ってもらいます。
ここは、60年代のサイケデリックムーブメントの頃、頭に花飾り、
唇には大麻、LSDでラリパッパな人達が集まって、すごいことに
なっていたところ。

そして、フライフィッシャーマン的には、公園内のキャスティングプールで
革新的なフライキャスティングが生まれた場所として有名。
ジョン・タランティーノ、ジム・グリーン、メル・クリーガー、スティーブ・
レイジェフ etc.
いわゆる「アメリカ的キャスティング」が生まれた場所ですね。
そう言えば、スコットの始まりはSFでした。
ウィンストンもSFと関係がありましたし、ましてや、セージもGルーミスも
ここが無ければ、今はありませんでした。

話は反れましたが、そんなこと考えながら、
$JoeJoeの隠れ家-golden1
ゴールデンゲートの岬へ到着。
かつて、アジアからカリフォルニアへ移民した人達は、皆必ず通ったところ。

$JoeJoeの隠れ家-golden2
そして、これをくぐったんでしょうね。
でも、ジャケット羽織っても寒いぞ!
この下からサンフランシスコ湾へ、とっても冷たい海流が。

$JoeJoeの隠れ家-sf
ここからは、何とかSFの街が見えました。

$JoeJoeの隠れ家-alcatraz 1
アルカトラズ島。
これだけ冷たい海流が流れていれば、脱獄は無理ですね。

早々に移動。
運ちゃん気を利かせて、美術館の庭に寄ってくれました。
$JoeJoeの隠れ家-museum1
何でも、数十年前に火災で全焼してしまった建物を、350年前の形に
復元したそうで。
言われなきゃ分からないけど、スゴい。
SFに1週間滞在できたら、絶対行ってみたい。

で、割と大豪邸が多い湾岸の通りを通ってフィッシャーマンズワーフへ。
$JoeJoeの隠れ家-wf
めっちゃ、混んでるやんけぇ~。
これから、運ちゃんオススメのお店に向かいます。

ここからが濃いので、次の機会に。