最後の釣行からぜんぜん休みが取れず、
しかも数日は徹夜のようなマゾヒスティックな仕事振り。

今日は、体にムチを打ってでも釣りに行かなくては。
いつも同行している師匠と共に一路ヅラへ。

とは言え、真っ昼間の本流は魚が出にくい。
しかも土曜日。

だから、まず有名な支流、鹿留川を偵察。
チビヤマメでも、サクッと釣れれば気が楽になるもの。

JoeJoeの隠れ家-YS1

JoeJoeの隠れ家-YS2
なぜか使いたくなった、オービスのヤマメスペシャル。
6ft9inで4番というスペックのグラファイトは、今では貴重。
これに、4番のブッシュマスターラインを乗っけると、
近距離を釣るのがとても楽です。

川へ下りてみると、
2011年のゲリラ豪雨の影響がまだ残っています。
$JoeJoeの隠れ家-river S2

こんなポイントには魚の気配がするも、空振り。
$JoeJoeの隠れ家-river S1

昼飯食って、別の川へ移動です。

いくつかの川を見て回ったのですが、大減水。
田んぼに水を引いているからでしょう。
里川では良くあることです。
イワナ域まで行けば水があるんでしょうが、
今日釣りたいのはヤマメ。

ということで、どんな時もツブシが効く、オタマが流れてしまう
あの川へ。
$JoeJoeの隠れ家-river h1
バッチリ水があります。

この川は少し谷深い所を流れているので、桂川の支流とは思えない
静寂と、まるで東北か北海道の川の雰囲気が味わえます。

ただ、この季節は夕方のブヨが怖い。
これでもかと言うくらいに自作虫除け(ハッカ油とハンドクリーム
を混ぜたもの)をべッタベタに塗りたくります。

JoeJoeの隠れ家-Y843-1

$JoeJoeの隠れ家-Y843-2
この川はアベレージがデカい。ニジマスもいる。
ニンフを背負わすことも考えて、竿を変更。
またまたオービス。ヤマメ 8ft3inの3番。

これは42cmのヤマメ、45cmのイワナを釣った経験がある
ラッキーな竿。だからゲン担ぎみたいなもんです。

$JoeJoeの隠れ家-sky
梅雨入りしたのがウソのような青空。
夏ヤマメの雰囲気だなぁ~、と思い、ティペットの
先に付いていたクイルゴードンを外して、アリンコに交換。

すると。。。

JoeJoeの隠れ家-yamame 1

JoeJoeの隠れ家-yamame 2
師匠のネットですくってもらった、アマゴ。
本来は桂川水系にいちゃいけない彼ですが、これだけキレイなら
許せます。
夏の色をしてますね。
口にはムネアカオオアリ・パラシュートの12番を咥えています。

落ち込みの白泡が切れるあたりで出るとこを見ると、完全に夏の
モードに入った気がします。

$JoeJoeの隠れ家-yamame 3
ヤマメもキレイ。
大したサイズじゃないけれど、体高だけはヅラ水準。
モリモリ食べてるんでしょうね。

$JoeJoeの隠れ家-river h2
この川の斜面は、いたるところから岩清水が湧いています。

実はここで、ニンフで追いかけてきた師匠が50cmを超える
ニジマスを釣りました。
コイツはくるぶしほどしかない深さのポイントで、ゆらゆらと
底性の何かを捕食していました。

僕のフライにはまったく見向きもしなかったのに、師匠の
ニンフテクにはイチコロだったみたい。

JoeJoeの隠れ家-river h3

JoeJoeの隠れ家-river h4
ボッサボサの川岸、ホント、夏の装いですね。
2kmほど釣りあがる間に50cm超えのニジマスを数匹見ました。
彼らは何かに満ち足りているらしく、何をプレゼンしても
食ってくれません。師匠もそうだったようで。
非常におりこうです。

ヤマメの反応もありませんでした。


夕方は、やっぱり本流でイブニングの釣り。
東桂へ移動。
$JoeJoeの隠れ家-rod wet
ウエット用の竿にチェンジ。

$JoeJoeの隠れ家-wet flies
今日は間違いなくヒゲナガが出るはず。
ドロッパーは、100%ヒゲナガ意識のパターンです。

ただ、1回根掛りしてから調子が狂ってしまい不発。
ヒゲナガが三角波を立てて、水面を踊りまくっていました。
当然ライズも増えたんですが、3回もバラシ。

尺ヤマメはおあずけでした。

なんか、ウエット下手になっちゃいました。
鍛えなおさなきゃ、ですね。