今日は母親がバス旅行。
(よくスーパーなんかで申し込むと当っちゃうヤツ)

僕が、どっかの高○薬局で申し込んだヤツなはず。

その迎えに行くと言う名目で、7時前には仕事を終え帰宅。

フライ巻いてみました。

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まず、一番普通のアリンコパラシュート。
僕の標準サイズはTMC2487の16番。
まぁ小さい。
ボディーはウイリーで作ります。
フライ師なのにスイマセン^ ^;

で。。。
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ヘボっ!!
仕事終わりの最初の一本目は辛い。
目がショボショボしているから。
という事で、サンテCOOLを差して2本目。

よく、真夏の渓流で鬼のようなライズの雨嵐に遭遇しても、
カスリもしなかった経験、あるんじゃないでしょうか?
静かなライズは溺れた羽蟻、激しいライズはオドリバエ、
そんな想定をしますね。
オドリバエはグリフィスナットとか、ハロップのクラスター
ミッジとかで片付いちゃうんですが、羽蟻では騙せません。
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こんな小さい針を使います。
それにしてもこの針、この3年くらいで大人気ですね。

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ボディーはこれ。ウイリーもそうだけど、いかに楽して
大量に巻くか考えた結果です。

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ホイっ!

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スペント状のウイングは、エアロドライウイングのダークダン。
CDCのインジケーターは濃い目のダン。

もしこれで騙せなければ、インジケを切り取って沈めます。

5年前の9月、南伊豆の青野川へ巨大ハゼを釣りに行く前に寄った、
狩野川上流 本谷川の堰堤上プール。
ちょうど、このTMC212Yが出た頃です。
尺越え、いや、40cmあるかもしれないヤツが緩い流れで悠々と
ライズ。
この捕食行動、羽蟻に違いない。

6ft6inのラミグラスにブッシュマスターラインWF3F。
長めのリーダーの先に6Xフロロのティペット。
Zinkを塗って沈ませる。
フライはコイツの21番。

食った!

走る、走りまくる。

堰堤の取水口に逃げ込もうとする。
必死に耐える。
そして、痛恨のバラし!
針が伸びてました。

という事で、桂川仕様の206BLバージョンを使うべきだった。


さて、逆にデカいヤツ、ムネアカオオアリを巻いてみます。
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ワールドワイドなドライフライフック、TMC900BL。
大物にも耐え、刺さりのいい優れた針です。

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基本ロイヤルコーチマン構造。
クビレには赤いティンセルでエロさ演出。
ちなみにポストはカリブー。すごく良く見えます。

蟻ではないんだけど、昨年の野呂川で威力を知ったオリジナル。
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これもワールドワイドなTMC206BL。

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昔は鱒のフライにフォームを使うのがイヤでした。
海フライには大量に活用しているのに。
でも、うまく使うとタイイングの生産性を飛躍的に向上させる。
そして、欠点であるフッキングの悪さは、ボディーの後端を敢えて
巻きとめないことで解決。
ビートルだと思えば、十分使えるでしょ。

テレストリアルパターンとして、群を抜くフッキング性能でした。


みんなで山岳渓流へ行くとき、後ろを付いていくとき、後攻の僕は
かなり不利です。そんな時は沈めます。
ウエットとしてもニンフとしても機能するフライは頼もしい。

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こういうワイドゲイプな針がいいです。TMC921。海外の巨大鱒相手の
イマージャーフック。

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ソフトハックルはこんなシンプルなヤツ。コンドルクイルのグリーン、
沢賢さんのスペックルド・セッジのアレ、と言うと分かる人いますよね。
ハックルはヒーバートのごく淡いグリズリー。
雰囲気的には、グレーハックルド・ピーコック的。
テンカラにもこんな雰囲気の毛鉤が多いですから、効かないわけない。
実際、とっくに水温が上がった福島 浜通りの川でヤマメに高反応。

陸生昆虫にウエットというのは、とても利に適ってるんですね。
ヤツラはほとんど流れにもまれ、溺れて沈んで流れますから。

真夏の桂川のヤマメ、ストマックは真っ黒け。
岐阜の宮川の8月、大ニジマスはカナブン風の甲虫を飽食。

そんな時、僕が掛けたフライはアレキサンドラ、シルバーホーン、
ナイトクロウ。。。みんなワンポイント以上「黒」が入ってる。


ニンフ的に釣るなら、昔懐かしいザグバグ。
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TMC3761、ごく普通のニンフフックにしっかり鉛を巻いて。

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ハックル厚めのほうが、いなたい雰囲気出るかも。
「フライフィッシング全書」に書かれているザグバグは
こんな雰囲気でしたよね。

6月には1回はイワナ釣りに行こうと思います。

(あっ、今日はフツーの針しか使ってないな)