月曜の桂川釣行で、
僕のオオマダラに対する苦手意識を消してくれた
フライを量産することにしました。

その前に、リアル オオマダラカゲロウ。。。
$JoeJoeの隠れ家-oomadara
僕は大型カゲロウの釣りが苦手です。
特に羽化様式がややこしいオオマダラとフタスジモンカゲは。

$JoeJoeの隠れ家-f nymph
オオマダラへのライズに対して、
以前はこんなフライを使っていました。
ただ単にデカいフローティングニンフの
パラシュート。
針はTMC206BLの10番。

神奈川は厚木から中津川を遡ったダム下の流れ。
横浜の友人たちと、壮絶なオオマダラのハッチの中、
イブニングの釣りをしました。

僕はこのパターンを使いましたが、取れたライズは
一つだけ。

一番数を釣った人生の先輩クラスの方は、
普通のフェザントテールニンフにフォームを付けた
だけのシンプルなパターンで爆釣。

してやられました^ ^;

その後、福島で数回オオマダライブニングに遭遇。
狩野川でも遭遇。
一向に釣れない。
仕方なくウエットを沈めると何とか。。。
釈然としないものがありました。

何とかして、ちゃんとしたオオマダラのイミテーションで
釣りたい。

アメリカにも、日本のオオマダラカゲロウに近い種がいて
Hendricksonというんですが、
あちらの方は、そのまんまヘンドリクソンという名の
スタンダードフライや、アダムスとかで対応しちゃうようで。

凝ったとしても、
$JoeJoeの隠れ家-comparachute
こんな感じ。
これじゃ、多分桂川のヤマメは騙せない。

で、考え抜いて作ったコレで、何とかいい反応を引き出せました。
$JoeJoeの隠れ家-fly

もっと、オオマダラの雰囲気を出してみたいと思います。

$JoeJoeの隠れ家-tmc2312
針はTMC2312の10番。

$JoeJoeの隠れ家-1
シャック(脱皮時の抜け殻)として、僕はアントロンを
使いますが、まぁその類なら何でもいいでしょう。

$JoeJoeの隠れ家-2
レモンウッドダック。。。と言いたいところですが、
高いのでそれ風に染めたグレーマラードフランクを
取り付け。
弱々しいカゲロウのしっぽです。

$JoeJoeの隠れ家-3
アブドメン(胴体)はボリュームが出せるダビングで。

ウイングはヘンパッチとか、スペイハックルとか、
大型のウエットフライに使うようなフェザーで。

オオマダラのウイングは斑模様の黒褐色。
手持ちで近そうな、ホワイティング コック・デ・レオンの
ヘンサドルパッチ。

ウエットフライのように表をアイ側にしてボリューミーに
巻きとめます。

$JoeJoeの隠れ家-4
これをたすき掛けにスレッドを掛け、スピナーウイングを
作る要領でデバイドします。

$JoeJoeの隠れ家-5
浮力源としてCDCでは、この大きく沈みやすい構造を背負わせる
のはチョい不安なので、ラムズウールを使用。
そしてアイ側をダビングで形作ります。

$JoeJoeの隠れ家-6
完成!
こう見ると、やっぱ釣れそうだ。

$JoeJoeの隠れ家-flies
構造は同じだけど、マテリアルを変えてモンカゲロウも。

早く実戦投入したいですな。