奇遇にも今回の釣行日程とお祭りが重なったんです。

気付いたのは宿を取るとき。
以前良く泊まっていたビジネスホテルが、
一週間前の予約で通常ありえない満室。
観光客が泊まりそうな旅館も満室。

何かがおかしかったんで、ネットで調べたら判明。

奥飛騨三大祭り。
有名な高山祭り、飛騨古川祭り、そして神岡祭り。
山深く、谷深いこの神岡の祭りとなれば、
是非見ておきたいものです。

長距離ドライブと寒気の中でのライズの釣りの後で
ヘトヘトな体にムチ打って街に出ます。
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ちょうど、神社にお神輿を納めるために、
街中を練り歩いている最中でした。

普通、神輿祭りというと担ぎ手の男達は、完全に
トランス状態になってることが多いと思うんですが、
さすが、平安時代から続く山中の小京都 神岡のお祭りは
品と言うか風格があります。

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みなさん、白い晒しでできたピラピラな服を着ています。
この夜の気温は5℃を下回っていました。
大丈夫かな?
と思ったら、

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歌い、踊り、そして担ぐ。
その歌の歌詞がとても印象深かったんです。

“高い山から 谷底見ればよぉ~
瓜やなすびの 花盛りよ
あれもヨイ ヨイ ヨイ
これもヨイ ヨイ ヨイ”

周囲を2000mクラスの山に囲まれた、
飛騨のなべ底とも称される神岡らしい歌です。

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お神輿は2タイプありました。
どちらもこじんまりとしていますが、作りこみがスゴイ。
近くでじっくり見ることができました。

神社に近づいてくると、
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中学生か高校生の男女が太鼓を叩いたり、笛を吹いたり。
モチロン、男子は神主さんっぽい格好。
女子は巫女さんや、平安のお姫様的な子もいました。
小学生の子は、キジの尾(フェザントテールですね!)や
スペイハックル?を頭に乗っけて踊ってたりしました。

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神社の境内に向かって獅子舞が目にも留まらぬスピードで
駆け上がります。
こんなにスピーディーでクイックな動きの獅子舞は初めて。

ホント、イイもの見れました!

僕の住む静岡には、古いお祭りがぜんぜんありません。
だから憧れます。
今川家や徳川家に支配され保護されてきた駿府の街は、
神様よりも支配者に従属して、発展してきたんでしょうね。
その過程でお祭りがなくなったのではないかと。

そんな学のない僕たちなりの仮説を立てながら、
いつもの5倍増しでにぎやかな居酒屋で
下戸な僕もお酒をチビチビ。

そして、旅館に着いてからタイイングをしたり、

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妙に部屋に備蓄されていたヤンマガ読んだりしつつ。。。

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目を奪われました^ ^;
モチロン、応援するぜ。

夜は更けていったわけです。