最近、地元静岡で仕事を始めた師匠と話す機会が
増えました。

ほとんど釣りと関係ない話ばかりなんですが、
約10%の釣り話の中で最も刺激的なのが
「用宗で尺メバルが釣れている」
と言うもの。

最近の駿河湾は何かおかしい。
夏から秋のハゼの絶不調の反対に、
クロダイはかなり好調、近年まれに見るカマスの大漁。
そして今回の用宗の話。。。

ライトタックルのルアーマンたちは
メッチャ盛り上がってます。

ならば、フライでどうかと。。。

幸い、僕の家から用宗漁港まで車で10分。
下手すれば、仕事の後も釣りできます。
ホントは夜釣り苦手なんだけど。。。


今日は、18時から3時間と決めて釣り場の探索をしました。

なぜ制限時間を決めたか。。。

① 18:30の干潮はフライで狙いやすいポイントを見つけやすい
② 好調なら緊張感が持続し、不調でもダレない
③ 一人夜釣りは危ないので注意力が落ちる前に止めたい

という、かなり守りに入った思考のゆえ。


自宅からウェダー履いて出動。
ルアーマンたちはウェダー履かないみたいですが、
フライの場合、なるべくポイントに近寄りたいので必須でしょう。
磯場にも行きたいしね。

$JoeJoeの隠れ家-tackles
モコモコフリースにネオプレンウェダー、レインジャケットという
重厚な出で立ちゆえ、タックルは簡素に。
6番ロッドにフローティングライン。
浜や磯ではラインバスケットはマストでしょう。
ウェストポーチをたすき掛けに。フライボックスはたったの2箱。

まずは一番確率が高いと言われる用宗の浜へ。
写真はなし。何を撮っても真っ暗だから。
唯一。。。
$JoeJoeの隠れ家-shigt 1
焼津方面の明かり。。。
こうやって見ると、静岡の海岸線って割と明るいな、
と思いました。

浜に下りると、結構な人。すべてルアーマン。
とは言えポイントをシェアすればストレス無く釣りできます。
が、そこが釣れるかはナゾ。

きっと沖のテトラまで届けば確実でしょうが、
今日の潮では波打ち際から3m立ち込むのがやっと。
ってか、久々の浜のウェーディングは結構怖い。

平均20~25ヤードのキャスティング。

こういう時、振り込むだけで飛ばせるルアーっていいな、
と思う。

前から気になってるポイントへ移動。

$JoeJoeの隠れ家-shigt3
石部海岸。
ここには海上橋が架かっていて、僕が生まれて間もない頃、
トンネルが崩落して多くの方が亡くなったところ。
だからなのか、単に釣れないだけなのか
磯で釣りをしている人を見ない。

$JoeJoeの隠れ家-tsunami
トホホ。
まぁ、そうですね。

ゴロタの磯で果敢にフライを投げます。

$JoeJoeの隠れ家-fly
ひじょーに映りが悪いですが、今回はこれ一本。
がまかつの管付きタチウオの一番小さな針に巻いた、
クレージーチャーリー風のフライ。
ボディーとウイングのトップに、例の百均ラメ糸を活用。
キールなので、磯場でもストレス無く使えます。

ここで一回フライがひったくられた感触を得ましたが、
多分海草を引っ掛けたのだと思います。

ここから防波堤の際に大量のテトラポッドが積まれた
海岸を上から見て回ります。

正直、メチャメチャ釣れそうです。
しかし、アプローチが良く分らないので、すごく怖い。

まさか釣り師などいないだろうと思い、小学生が歌うような
替え歌を歌いながら歩いていると、
ルアーマンが5人も入るではないか!

やっぱルアーは身軽でいいなぁ、と思いつつ、
替え歌が聞こえていないことを祈るばかりでした。


最後に手堅く用宗漁港。
ラインをフローティングからTYPEⅡに変えます。

$JoeJoeの隠れ家-fishely port
常夜灯のそばには必ずルアーマンが数名。
やはりカマスでした。

僕も狙いをカマスに変え、ファーストリトリーブで
ヘアウイングの簡素なストリーマーを引くことにしましたが、
何も起こらず。

港に着いて30分でタイムオーバー。


フライタックルの特性を考えると、
どの辺で釣りになるかが良く分りました。

次は良く知っている人と潮がいい日に来たいと思います。