今週はキツい^ ^;

連日の送迎会で帰宅は午前様。
でも、こんなにみんなが名残惜しがってくれているのは、
少しうれしい。

そして今日は、仕事の合間に市役所へ行ったり、
慌しくしつつ、夕刻に電車で静岡へ移動。
明日、静岡から異動する人から若干の引継ぎのため、
静岡の職場へ行きます。
そして、また茨城へとんぼ返り。

来週はそこで仕事をするのに、なんか変な感じです。

と言うことで、今は実家にいます。


さて、ある方のブログを見ていたら、
急にウグイのことについて書きたくなりました。

ウグイ。。。
渓流釣り師共通の敵、外道。


ウグイが憎まれている証拠の話。

5月下旬、山梨県の富士川某支流にて。
本流から差す大アマゴを狙うべく合流地点からすぐ上の、
プールでライズを張っていた夕方。
広い河原にポツンとたたずむ大岩の上に、
十数匹のウグイが干からびていました。
異臭を放ち、ハエもたかっています。
ちょっと悲しい気分になりました。


一方、ウグイが愛されている話。

出張先の栃木は那須にて。
一見さんお断り的な居酒屋へ連れてかれた時のこと。
てっきりイワシの干物だと思って食べていた魚が、
実はウグイの干物だと判明!
マスター秘伝のタレに何度も漬けてから干したもの。
猫も食わない「猫またぎ」である、産卵前の
赤腹ウグイだったそうです。
そのお店は、マスター自ら釣ってきたイワナを出すの
ですが、イワナが渋いときはウグイを釣って、工夫して、
苦労しておいしくいただくそうです。
この那須をはじめ、長野の佐久のあたり、山陰地方など、
ウグイを食べるところもありますよね。


ダメ押しで、魚に詳しくない人にはどうでもいい話。

茨城&栃木の職場の夏季共同イベント、大竹海岸の地引網。
僕らは三番手らしく、一番手・二番手にコチやキスを
根こそぎ水揚げされ、僕らは超貧果。
唯一掛かった魚が、なんと50cmを超えるマルタウグイ。
何も知らない、研究所勤務の水着のおねーさんが
“ハトヤ持ち”
してしまいました。
僕は制止しましたが、時既に遅し。
あの海産ウグイ特有の悪臭が、彼女の体や水着に付いて
しまったに違いありません。



さて、僕は、
「フライフィッシング的に極上のウグイ釣り場」
を持っています。

所在地は静岡の吉田町。

大井川の河口に近いスプリングクリーク。
忍野を2倍くらい太くしたような流れ。
10月半ばになると、ウルマーシマトビケラ、
11月には各種コカゲロウがハッチします。

水源が湧き水+工場の温排水のお陰で、
マドラーミノーを引くと外道?にセイゴやギンガメアジも
釣れます。

でも、水生昆虫のハッチに誘われてライズするのは、
100%ウグイ。
サイズは最大で40cm弱。
3番ロッドで釣るには申し分ない大きさ。

ウグイとてバカにはできません。
フライを合わせてドラッグフリーで流さないと
絶対に食ってきません。

最後に行った4年前は大水があって、水草が流されてしまい
水生昆虫が減ったせいか、ウグイが見えなくなりました。

海でも暮らせるウグイだからでしょうか、
街中の川の環境が悪くなると、最初にウグイが消えるような気がします。

かつて、ルアー専門誌には「ウグイ将軍」もいましたよね。
実はこっそり愛されているウグイ。

来週は、「ウグイの忍野」に行ってみようかな?

(いや、そんな暇あったら浜名湖でしょう、やっぱり)