U氏の車で山一つ超えた川へ移動。
途中で渡った夏井川本流は予想通りカフェオレ色以上の激濁り。

イワナも釣りたがっていたU氏に応えるべく、
ヤマメと混生している鹿又川へ。
やや上流のブッシュが被るボサ川地帯へ行きます。
川へのアプローチも当然ヤブ漕ぎになります。

$JoeJoeの隠れ家-glass
チョい画像がぶれていますが、
この川ではショートロッドが絶対有利。
ラミグラスの6ft6in 3番。6本継ぎというマニアックな竿。
この日のために修理した、Jライアルのリールを合わせました。

川がかなり小さいので、釣れるごとに先行を交代しながら進みます。
JoeJoeの隠れ家-kanomata middle2

JoeJoeの隠れ家-kanomata middle1
またまた、僕の後姿を撮られてしまいました。

このあたりも好間川のそれをさらに小さくしたようなチビヤマメの猛攻。
時々20cm台が反応しますが、流れが速い筋では食いきれない感じです。

1時間半も釣り上がると、

$JoeJoeの隠れ家-kanomata upper1
2面護岸された残念な渓相になるのですが、
実はここがパラダイスでした。

$JoeJoeの隠れ家-yamame2

$JoeJoeの隠れ家-yamame1
こんな感じのヤマメが7~8匹釣れました。

ネットに入ったヤマメには小さく写っていましたが、
$JoeJoeの隠れ家-beatle
このフォームビートルが一番反応がよかった。
ストマックの中はアントがほとんどでしたが、
こういった大き目のフライのほうが見つけやすいのでしょうか?

期待薄ですが、一応イブニングも。
$JoeJoeの隠れ家-kanomata lower1
アシでボッサボサです。

砂で埋まった浅いプールで、ドジョウのような魚のライズが。
JoeJoeの隠れ家-iwana1

JoeJoeの隠れ家-iwana2
小さなイワナたち。
暗くなってからイワナが反応し始めるのは、チョッと興味深い。

$JoeJoeの隠れ家-kanomata lower2
2年前に尺ヤマメを釣ったポイントも、今日は沈黙。

$JoeJoeの隠れ家-kanomata lower3
僕が川を上がると、名残惜しそうに竿を振るU氏。
ここで、超小型を一本釣った後、彼も竿をたたみました。

それにしても、7月にして気温15℃。
この冷え込みと水温変化が、大きめの魚の反応を悪くしているのかもしれません。

体もすっかり冷えてしまい、いわきの街で食べたラーメンの温かさが
体に染みました。

この釣行で、やっと僕の釣りモチベーションにスイッチが入りました。

大きい魚を釣りたいとか、数を釣りたいとか、
今はあまり思いませんが、
釣り場に立って、
その季節の旬の釣りをしたい。
そう思います。

持つべきものは友、
U氏に感謝です。