この前の更新からと言うもの。。。
新年会があったり、仕事が遅かったり、バタンキュー気味で、
なかなかタイイングデスクに向かえませんでした。

今日は、
洗濯しまくったり、
布団干しまくったり、
掃除しまくったり、
肉じゃがのつくり置きしまくったり、
インドアを充実させつつ、
タイイングに勤しみ中です。

フェザントテールニンフ。
キジの尾羽で作った幼虫。

まずは、主要マテリアル。
ズバリ、コパーワイヤーと、この鳥の尾羽。
JoeJoeの隠れ家-phesant
雄のキジ、コック フェザントですね。
里山トレッキングなどで、良く見かけます。

$JoeJoeの隠れ家-material
ショップで売られているコック フェザント センターテール。
僕はナチュラル、ダイドはイエローとダークダンを
切らさないようにしています。

ちなみに、
野山で拾った天然尾羽も全然OKですが、
ショップのそれより強度が低い気がします。
僕も使ってますけど。

さて、フライのほうです。
シンプルですが、伝説の銘鉤でもあります。
これは良く釣れるパターンです。
どんなFly Fishermanも異論はないでしょう。

英国の釣り鬼、このパターンを伝説にした男、
フランク・ソーヤーのバージョン。
$JoeJoeの隠れ家-PTN origin
僕は下地を強くするためにスレッドを使いますが、
本当は使わない。
使うのはフェザントテールのファイバーとコパーワイヤーのみ。
これはナチュラルを使用。
今回は#12と比較的大きめ。
陸生羽化のフタオカゲロウのニンフ的。
#16以下に巻けばまるでコカゲロウのニンフ、
またはケースドカディス??

フランク・ソーヤーは、
チョークストリームのエイボン川のリバーキーパー。
ニンフをついばむ鱒を騙すために、
このパターンを生み出したに違いありません。

次に、僕のアレンジ。
$JoeJoeの隠れ家-PTN peacock
エルクヘア カディスで有名なアル・トロースのバージョンから、
レッグを除いたもの。
こちらはダークダンを使用。
ソラックス(胸)はピーコックハール。
ウイングケースはマニキュアで固めて輝きを出します。
これの#14は天竜川冬季ニジマス釣り場の最強パターンでした。

そして、
$JoeJoeの隠れ家-PTN bead
玉金付けると、ビーズの丸々感とボディーの細さが相まって、
管釣りの鱒にアピール大です。
ファジー系が飽きられたとき、こういった「キュ ボーン」なシルエットは
威力を発揮しますよね。
なんとなく、チャイニーズ コックのハックルを巻いてみました。

玉金ついでに、前回で載せ忘れた、
DoDooで効いた玉金付きの小さなブラッシー。
$JoeJoeの隠れ家-brush bead
針はがまかつの管付き波止針の最小、0.8号だったか。
ソラックスは、ヘアズイアーダビン社のアイスダブ ピーコックブラック。

ブラッシーも、フェザントテールニンフも、
シンプルで、安上がりで、良く釣れる。
しかも歴史の証明もある。
ある種の水生昆虫の暗示性もある。

本当に優れていると思います。