さて、僕の釣り歴を。
子供の頃、釣りは付き合い。
友達と小川のハヤ釣り、近所のおじさんとハゼ釣り。
ガマンが苦手で適性なし。
大人になって釣りの楽しさを知りました。
扉を開けてくれたのは、同じバンドにいたドラマー。
防波堤のサビキ釣り、浜でキスやイシモチの投げ釣り。
そして、山中湖のバス釣りあたりでハマッてきました。
その帰りに寄った忍野のイブニングに初鱒釣り。
ルアーで山岳渓流や桂川へ釣行するうち、
釣れまくっているフライフィッシングに遭遇。
カッコいいとかではなく、
良く釣れてうらやましいなぁ~、というのが動機なのが笑える。
それから十余年。
最近は枯れてきました。
フライは里川・本流のマッチング ザ ハッチとウエットやニンフ。
そして急激に惹かれつつある、浜名湖のフラットに比重を置いた
ソルトのフライフィッシング。
8月後半~11月に集中して取り組むハゼ釣り。
冬は管釣り・オイカワ釣りでマッタリ。
そんな感じです。
この間に出会った60冊余りの釣り本の中から、絶対になくしたくないものを。
************************************************************
まずは、やる気出し系、4冊を。
① ライズ戦記

いろんな釣り本を読んできたけれど、これほど釣りに行き「川に食らい付く」気に
させてくれる本はない。渓流のFly Fishingにおいて、著者の増田千裕さんと僕の
考え方・取り組み方に共通点があるのも確か。伊豆の狩野川、奥飛騨の高原川、荘川、
富山の渓流。。。偶然にも僕と好きな川が似ている。
② 水生昆虫アルバム

虫々した釣りが大好きな僕に多大な影響を与えた。セオドア・ゴードンからゲイリー・
ラフォンテーンetc.虫の釣りでイッちゃった先人達の記録には驚かされるばかりだが、
料理人、毛鉤職人、虫オタク、そして桐生で暮らす一釣り人である憲司郎先生の生き様が
妙に人間臭くて大好き。でも世界に通用する。
③ 海フライの本

雑誌記事に触発され、流行より割りと早めに海辺でFly Rodを振った僕。でもシーバスは
釣れる気がせず、小物をイジメるのに勤しんだ。それから数年後「同じ人いるじゃん」と
胸をなで下ろした一冊。釣れない釣りを繰り返し、試行錯誤してパターンを見出す。ちょう
ちん記事には無いリアルな釣りが感じられる。
④ 日本の渓流釣り場1(興津川・安倍川・大井川編 )

ルアーで渓流に行き始めた頃、穴が開くほど読んだ釣り場ガイド。地元大井川水系は、標高
低くても超立派な険悪山岳渓流。山ビルにおびえながら斜面をアタックした栗代川の竜神の
瀬戸。この本がなければ命は無かったかも。山岳渓流卒業気味の今でも、ページをめくり谷
を巡るとアツくなるものが。
やはり、Fly Castingの習得には、実地練習とイメトレ。
⑤ The Essence Of Fly Casting

(本の中での)僕のFly Castingの先生。僕が好きであるだけでなく、皆さんにも勧めたい。
トーナメント・キャスターの教則本は、「秘伝○△□」っぽいのが多い中で、メルのこの本は
「こんな風にやるんだよぉ~」的で読みやすい。東 知憲さんの“Cotrolled Fly Casting”
と並び、折に触れて見直したくなる。
そして、Fly Tyingのカベにぶつかった時に。このパターン、どうやって巻くのかな。。。種明かしに。
⑥ ザ・フライタイヤーズ・ベンチサイド・リファレンス

この本はスゴい!コレ一冊あれば、トラウトフライに関して巻けないパターンは無い。いや、
バスでもソルトでも、殆どのパターンが巻けるようになる。エルクヘアカディス、パラシュート、
CDCダン。。。そんなパターンをしこたま巻いたアナタが引き出しを増やすのに最適。高い本だけ
ど、絶対損させない。全毛鉤師必携。
真似して巻くも良し、眺めながらイマジネーション膨らますも良し。。。そんなフライパターン集。
⑦ ウエットフライ400

ウエットだけで400本!ドライもニンフもストリーマーも無いが、とにかく巻く気にさせてくれる
沢田賢一郎大先生の名著。とにかく良く釣れるウエットフライにハマッた10年位前、穴が開くほど
見ていた。ちなみにドライやニンフならパターンブックよりも、雑誌の記事やコマーシャルフライ
のカタログ的なものがいいかも?
最後に、フライとはまったく関係ない釣りの本を3冊。
⑧ オーパ、オーパ!! アラスカ篇 カリフォルニア・カナダ篇

ご存知、開高健先生の著作の中では「モンゴル篇」とわずかな差で無人島行き決定。アラスカにて。
粗末なロッジに住い、ルアーで北極イワナを釣り、アサリを拾い、カニを捕まえ、ひたすら食らう。
超々うらやましい。もし、僕が一人ぼっちで釣り仙人だったら、間違いなくこんな暮らしをしただ
ろうな。
⑨ 荒野の釣師

著者の森さんは釣魚大全を訳した人の一人。釣りのダンディズム(今のFly Fishingに足りないと
思っているもの)を、やや寂寞感ある文調で伝えてくれる。僕はヘラブナ釣りをやらないけれど、
曇った薄暗い釣り場を彷徨うとき「我が荒野」を思い出す。そこが荒野だと分かっていても、男は
竿を持つんだな。
⑩ ハゼと勝負する

ハゼ釣りは数釣り、僕も釣り仲間も然り。著者の鈴木さんは、大変失礼な言い方をすれば「狂気の
ハゼ師」。1000匹/日は当たり前。何本もの竿を操り、手返しのためにする工夫の数々は驚けど、
全て理に適っている。まさにフィッシングマシン。ハゼのOFFでも時々読み返し、そんな釣りを
思い出す。
さて、はやくオイカワ釣りしたいな。
子供の頃、釣りは付き合い。
友達と小川のハヤ釣り、近所のおじさんとハゼ釣り。
ガマンが苦手で適性なし。
大人になって釣りの楽しさを知りました。
扉を開けてくれたのは、同じバンドにいたドラマー。
防波堤のサビキ釣り、浜でキスやイシモチの投げ釣り。
そして、山中湖のバス釣りあたりでハマッてきました。
その帰りに寄った忍野のイブニングに初鱒釣り。
ルアーで山岳渓流や桂川へ釣行するうち、
釣れまくっているフライフィッシングに遭遇。
カッコいいとかではなく、
良く釣れてうらやましいなぁ~、というのが動機なのが笑える。
それから十余年。
最近は枯れてきました。
フライは里川・本流のマッチング ザ ハッチとウエットやニンフ。
そして急激に惹かれつつある、浜名湖のフラットに比重を置いた
ソルトのフライフィッシング。
8月後半~11月に集中して取り組むハゼ釣り。
冬は管釣り・オイカワ釣りでマッタリ。
そんな感じです。
この間に出会った60冊余りの釣り本の中から、絶対になくしたくないものを。
************************************************************
まずは、やる気出し系、4冊を。
① ライズ戦記

いろんな釣り本を読んできたけれど、これほど釣りに行き「川に食らい付く」気に
させてくれる本はない。渓流のFly Fishingにおいて、著者の増田千裕さんと僕の
考え方・取り組み方に共通点があるのも確か。伊豆の狩野川、奥飛騨の高原川、荘川、
富山の渓流。。。偶然にも僕と好きな川が似ている。
② 水生昆虫アルバム

虫々した釣りが大好きな僕に多大な影響を与えた。セオドア・ゴードンからゲイリー・
ラフォンテーンetc.虫の釣りでイッちゃった先人達の記録には驚かされるばかりだが、
料理人、毛鉤職人、虫オタク、そして桐生で暮らす一釣り人である憲司郎先生の生き様が
妙に人間臭くて大好き。でも世界に通用する。
③ 海フライの本

雑誌記事に触発され、流行より割りと早めに海辺でFly Rodを振った僕。でもシーバスは
釣れる気がせず、小物をイジメるのに勤しんだ。それから数年後「同じ人いるじゃん」と
胸をなで下ろした一冊。釣れない釣りを繰り返し、試行錯誤してパターンを見出す。ちょう
ちん記事には無いリアルな釣りが感じられる。
④ 日本の渓流釣り場1(興津川・安倍川・大井川編 )

ルアーで渓流に行き始めた頃、穴が開くほど読んだ釣り場ガイド。地元大井川水系は、標高
低くても超立派な険悪山岳渓流。山ビルにおびえながら斜面をアタックした栗代川の竜神の
瀬戸。この本がなければ命は無かったかも。山岳渓流卒業気味の今でも、ページをめくり谷
を巡るとアツくなるものが。
やはり、Fly Castingの習得には、実地練習とイメトレ。
⑤ The Essence Of Fly Casting

(本の中での)僕のFly Castingの先生。僕が好きであるだけでなく、皆さんにも勧めたい。
トーナメント・キャスターの教則本は、「秘伝○△□」っぽいのが多い中で、メルのこの本は
「こんな風にやるんだよぉ~」的で読みやすい。東 知憲さんの“Cotrolled Fly Casting”
と並び、折に触れて見直したくなる。
そして、Fly Tyingのカベにぶつかった時に。このパターン、どうやって巻くのかな。。。種明かしに。
⑥ ザ・フライタイヤーズ・ベンチサイド・リファレンス

この本はスゴい!コレ一冊あれば、トラウトフライに関して巻けないパターンは無い。いや、
バスでもソルトでも、殆どのパターンが巻けるようになる。エルクヘアカディス、パラシュート、
CDCダン。。。そんなパターンをしこたま巻いたアナタが引き出しを増やすのに最適。高い本だけ
ど、絶対損させない。全毛鉤師必携。
真似して巻くも良し、眺めながらイマジネーション膨らますも良し。。。そんなフライパターン集。
⑦ ウエットフライ400

ウエットだけで400本!ドライもニンフもストリーマーも無いが、とにかく巻く気にさせてくれる
沢田賢一郎大先生の名著。とにかく良く釣れるウエットフライにハマッた10年位前、穴が開くほど
見ていた。ちなみにドライやニンフならパターンブックよりも、雑誌の記事やコマーシャルフライ
のカタログ的なものがいいかも?
最後に、フライとはまったく関係ない釣りの本を3冊。
⑧ オーパ、オーパ!! アラスカ篇 カリフォルニア・カナダ篇

ご存知、開高健先生の著作の中では「モンゴル篇」とわずかな差で無人島行き決定。アラスカにて。
粗末なロッジに住い、ルアーで北極イワナを釣り、アサリを拾い、カニを捕まえ、ひたすら食らう。
超々うらやましい。もし、僕が一人ぼっちで釣り仙人だったら、間違いなくこんな暮らしをしただ
ろうな。
⑨ 荒野の釣師

著者の森さんは釣魚大全を訳した人の一人。釣りのダンディズム(今のFly Fishingに足りないと
思っているもの)を、やや寂寞感ある文調で伝えてくれる。僕はヘラブナ釣りをやらないけれど、
曇った薄暗い釣り場を彷徨うとき「我が荒野」を思い出す。そこが荒野だと分かっていても、男は
竿を持つんだな。
⑩ ハゼと勝負する

ハゼ釣りは数釣り、僕も釣り仲間も然り。著者の鈴木さんは、大変失礼な言い方をすれば「狂気の
ハゼ師」。1000匹/日は当たり前。何本もの竿を操り、手返しのためにする工夫の数々は驚けど、
全て理に適っている。まさにフィッシングマシン。ハゼのOFFでも時々読み返し、そんな釣りを
思い出す。
さて、はやくオイカワ釣りしたいな。